検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:43,816 hit

拾弐話 ページ13

加州side




「夢....かな....?」





そう信じたい。

だって、雑務で忙しい長谷部の代わりに主を起こしに行って寝顔見れるラッキーとか思ったら幼女がちょこんと部屋の真ん中で座ってるなんて、夢であってほしい。





「ある...じ......?」



「きよみつぅ....」




ぶかぶかの着物をはだけさせて、上目使いの涙目で俺を見る。




「どうしてそうなったかなぁ」



「わかんないです…」



「主ー!おそい....ってどうしたの?」



「乱!いいところに、私、この通りちっちゃくなっちゃって服がないので貸してもらえません?」



「おお、任せて!」





.....☆.....



「和服は落ち着きますね」




紫の小さめの和服を着てドヤ顔で居間にはいってきた主。


みんな驚いた顔をしている。


そりゃそうだ、主が幼女になちゃてるんだから




「清光!お散歩に行きましょう!安定も一緒にっ」



「んー、わかったけど手、繋ごうね」



「はい!」





もうただの幼女だ。



玄関をでて、ちょうどあった小さな下駄を履いてぴょんぴょん跳ねている。





「安定、安定ー!」



「はいはい、いるよ」



「行きましょ!」





俺と安定の間にはいって手を繋ぐ主。




「とりあえず、そこら辺歩いてたら主も満足するよね」



「疲れなきゃいいけど」





あはは、と苦笑いする安定を横目にどうしたものかと考える。




ずっとこのままというわけにも行かないし....。






「清光、難しい顔してどうしたんです?にっこり、にっこりしましょー!」



「主、可愛いい〜」



「安定も可愛いい〜!あ、もちろん清光も可愛いです!」





今の状況だと幼女に可愛いって言われてるというおかしな光景だ。



....でも主が楽しいならいいかな。

拾参話→←拾壱話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 加州清光
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» そやね! (2017年6月5日 18時) (レス) id: cc0bb99201 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - *しち*さん» ほたとつるね〜!どっちも可愛いよね〜ここじゃあれだしボードいかない? (2017年6月5日 18時) (レス) id: 2189571e01 (このIDを非表示/違反報告)
*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» ゲームはしてないけどアニメは見ますたっ!!蛍丸と鶴丸推しじゃ。 (2017年6月5日 7時) (レス) id: cc0bb99201 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - *しち*さん» だよね〜〜〜とうらぶ知ってんの? (2017年6月5日 7時) (レス) id: 2189571e01 (このIDを非表示/違反報告)
*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» あのしちちゃんだよ?(真顔) (2017年6月4日 23時) (レス) id: bc3a158958 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:麻月☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/my3126rk5/)  
作成日時:2017年5月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。