クロス8 ページ9
貴方視点
「…ん」
炭「!A!気がついたんだな!」
「あれ…私は…」
炭「屋敷の中で眠っていたんだ。探索してる時に見つけたから、安全な場所に避難させてた。鬼は倒したから、任務は終わったぞ!」
そっか…私眠ってたのか…
「…ごめんなさい。迷惑をかけてしまいました…」
炭「気にするな、無事でよかったよ。…何かあったのか…?」
「…よく覚えてなくて…急に眠気がしたんです。大抵の眠気なら、あの状況ですし耐えられるのですが…睡眠薬を飲まされた感じの強い眠気でした」
炭「眠気か…Aを狙ったことか…?」
狙う…そういえば、鬼が私を稀血って…
「炭治郎、そういえば(ガタガタ)…!」
驚き、音のした方を見る。
すると、善逸が箱を抱えて猪さんに暴行されている光景があった。
「え、あの人は何を…!」
炭「!…やめろぉぉぉぉおおお!!」
「!速い…」
とてつもない速さで動く炭治郎。
元月の民の私には(もちろん仕方がないことだが)劣るが、それでも魔理沙やチルノなど、そこそこの妖精や人間には勝る…
炭治郎のパンチはスピードを乗せて猪さんの腹に直撃ぃー!!
これには耐えられないかぁー!?
それにしても、猪さんめっちゃ腹筋割れてるな…
って…
ありゃ…骨折れたな…
善「骨折れタァぁぁぁ!!」
あぁ…あれは痛いなぁ…
私ならまぁ直ぐに治るけど…
とりあえず、さっきの暴行で善逸が受けた傷を治すとするか…
「善逸、ちょっとすみません…」
私は善逸の頬に手を添える。
善「えっ!?Aちゃん!?可愛い子に頬触られるとか何!?俺もう死ねるよ!?」
「そんな簡単に死なないでくださいよ…。
ん。全部は無理ですけど、ちょっとは治せますかね…」
私はスペルカードを一枚取り出す。
「スペルカード発動…
月光『月の恵み』」
優しい光が善逸の体を包み、傷を治していく。
善「…今のって…」
「大きな傷は無理ですが、これで先ほどよりも良くなったと思います。今のは…まぁ、私の使う術とでも言っておきましょうか」
善「すごい!!Aちゃんには見た目だけの癒しじゃなくて、傷も治す癒しもあるんだねぇ!!いやぁ…まさに天使だ!!俺の天使だぁ!!」
「それだけ騒げるなら十分ですね」
と、なにやら炭治郎と猪さんは殴り合いをしているようだ。
いや、危なさすぎ…
その時、炭治郎の頭突きが猪さんにヒットした。
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アワアワ - めっちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください!!楽しみにしてます!! (2023年1月6日 11時) (レス) @page40 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
ケロケロ(プロフ) - 瑠華さん» ありがとうございます!すごい更新速度なのですが、待ってくださる方々のために完結させますので、楽しみに待っていてください! (2020年12月29日 23時) (レス) id: 923d69e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - 更新楽しみに待ってます! (2020年12月5日 22時) (レス) id: d1978623ca (このIDを非表示/違反報告)
ケロケロ(プロフ) - 因幡さん» わ、私も課題終わりましたよ…?(汗)ある意味終わりました、ある意味…課題が…ぎゃぁぁぁ!! (2020年4月25日 19時) (レス) id: 923d69e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - 休み増えた宿題終わった (2020年4月19日 20時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ケロケロ | 作成日時:2019年11月14日 8時