【鬼滅の刃】鬼って人を食べるの？【東方project】

クロス23 ページ30

「なんでって…怪我をして苦しんでる人を助けないわけないじゃないですか…！！」



そっちこそなんでそんなこと聞くの…



？「助ける義理なんてないやつなのに？苦しんでいても知らないやつなのに助けるの？」



「知らなくても助けます。苦しんでるからとか、怪我をしてるからとか関係なく、私は助けたいと思ったから助けたまでです。理由なんてないです」



私は後ろに飛び、糸から遠ざかる。



「無駄話をするために来たわけじゃないですよね。戦うなら相手になります」



私は構える。
咲夜のナイフを両手に持ち、相手を見る。



？「…面白いね」



と、相手は動いた。
糸が来るので、それをナイフで受け流す。



そして私は地を蹴り、相手に斬りかかる。
右手は躱される。しかし左手は相手の左腕を斬り裂いた。



当然血が出る。炭治郎の話だと、あの血を傷口に受けると鬼になるらしいから、怪我をしたら気をつけないと…



しかし



？「動きが速い…傷は直ぐに塞がるから大したことないけど」



その言葉通り、先程斬ったはずの腕の傷は塞がっていた。
倒せればいいなって思ったけど、ダメなら最悪時間稼ぎでいい。



ちょっと変えてみるか…どうなるかな…？



私は能力を初めてこの世界の人の前で使う。



「…頼むよ、蓬莱」



蓬莱「ﾎｳﾗｰｲ！」



(蓬莱)人形なら、遠距離近距離どちらにも対応できる。それに、部が悪ければ能力を変えればいい。



「スペルカード発動
咒詛『首吊り蓬莱人形』！」



蓬莱人形による攻撃。
弾幕なので、相手は初めて見るだろう。



当然相手に当たっても、倒せはしない…が
避け続けなければならないので時間は稼げる。



しばらくして攻撃は止む。



？「面白い技を使うね」



「…見たことはないでしょう？」



？「確かに見たことない技だ。やっぱり面白いね…ねぇ



僕の家族にならない？」



「…はぁ？」



家族って…え？



？「他人でも助けようとするその思考や行動…家族なら変な理由なんて付けずに当たり前にしてくれる…」



「…お断りします」



私はキッパリ断った。



「私には…家族がいないんです。時々ふと『家族ってどんなものなんだろう。なんで私にはいないんだろう。幸せなんだろうな。羨ましいな。』こんなことを思うことだってありました。だからこそ言えるんです」



私は体制を整える。



〜
変なところで切れてしまった…

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