永瀬先生、愛をください。

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キンコンカンコーン



［A行くよ！］



休み時間になりわたしは妃那に連れられ
上の階にいた。



てっきり忘れてた、妃那の一目惚れ相手探すんだった、、笑



「どんな人だったの？
いっぱいいるから見つけられなそうだけど…」




［もうね！この目に焼き付いてるの！］



その人を見ていない私は探しようがなく
妃那にばれなように探すふりをしていた


すると



《誰か探してるん？》



声が聞こえた方を見ると


ここの学校、イケメンしかいないの？って思うほどかっこいい人がいた

永瀬先生とは違うかっこよさというか…

ってなに永瀬先生と比べてんだろ




［あ！！！いた！！！］


え？


びっくりした顔で妃那が見ているのは
私に声をかけてきた人



［あ、あの！
一年です！一目惚れしました！
連絡先交換してください！］



妃那…急すぎるよ展開が…笑



《いいよ》


初対面ですごいな

チャラそう、、




《はい》


ん？携帯を向けてきたこの人




《はよ、交換しよ》




わ、わたしも？




「は、はい…」



《おれの名前、平野紫耀、よろしくな！》



「あっ藤田Aです」



そう答えると



《またな！Aちゃん、妃那ちゃん！》




ひらの、しょう先輩か〜

妃那が一目惚れするのも納得



［ね！かっこいいでしょ！
わたし、絶対彼女になる！好き！］




だから妃那は展開早すぎ笑



でも、がんばれっ！妃那！

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