永瀬先生、愛をください。

１ ページ1

今年も、桜の季節

なんて言っても
今年はもう散り始めてしまっているけど。




重い身体を起こし、
真新しい制服に身を包み学校へ向かった。




私は今年から高校生になり今日が入学式。





［あーいたいた！A写真撮ろ！］




そう言ってわたしに話しかけてきたのは
中学からの親友、白石妃那。




中学では、一緒にテニス部に入り
三年間一緒に過ごしてきた大事な友達。




妃那の可愛さは誰もが認めるほどで
三年間で告白されたのは数え切れないくらい



そんな妃那が心配で
わたしの恋はそれどころじゃなく
まだわたしは恋愛未経験




やっぱりそれなりに青春して高校卒業したくて
女子校じゃなくて共学にした。笑



妃那はそんな私が心配で志望校を同じにしたみたい




「妃那、制服似合いすぎ！」



［Aもすごい似合ってるよ！
制服可愛いしやっぱりここにして良かった〜笑］



こんな妃那を見て癒される毎日だもん

そりゃ、彼氏できないよ笑

ほんとに、妃那の制服姿は可愛くてモデルさんみたい

一応、ナチュラルメイクしておめかししてみたけど
隣にいるのがなんだか恥ずかしくなってきた




［入学式始まるよ！行こっ！］

２→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す