ド ッ キ リ 。 【 2 】 ページ39
*
コンコンッ。
澄んだノック音が2回ほど響いた。
翔くん、来たみたいやな。
橙「はい、どうぞ。」
櫻「こんにちは。」
桃「さ、くらっい…くん…。」
翔くんはニッコリと微笑むが、
のんちは動揺を隠せてない。
櫻「A、ちょっと借りてもいいかな?」
黄「…どうぞ。」
櫻「ごめんね。」
翔くんはあたしの手を
優しく引きながら楽屋を出ていく。
《 別室モニター 》
向{出てきた仕掛け人の2人
めっちゃ笑うてますやん。笑}
《 真白がいない楽屋 》 〜 紫 s i d e 〜
沈黙に包まれた。
そりゃそうや。
急にあんなカミングアウトされたんやから。
桃「俺っ…ややぁ…!」
ほら、のんすけ泣き出してしまうやんか。
ホンマにAの事 好きやもんな。
のんすけだけやない。
俺らも、みんなAの事…。
橙「1番は、Aの幸せやと思うんや。」
緑「……俺も、そう思う。」
照史も神ちゃんも
強がってそう言うてるけど、
めっちゃ涙目やん。
流星に至っては黙って俯いてるし。
紫「Aの事、祝福したろ?な?」
桃「俺っ…ややもん…!
A、はっ…俺らのやもん…!」
のんすけの背中を撫でてやると、
しゃくりあげながら訴えてきた。
それを見たメンバーみんな、
涙腺が緩んで 今にでも泣きそう。
《 別室モニター 》
向{ちょ、A〜。櫻井く〜ん。}
{ん?どうした?}
向{メンバーみんな泣きそうですわ。笑}
櫻{そりゃそうでしょ!
AはWESTの姫だもん。}
{ジーコ聞いた?
翔くんがあたしのこと姫って♡}
向{はいはい良かったな。
じゃ、ネタバラシに行きますかっ!}
櫻{{はーい。}}
*
楽屋の扉を開けると、
どんよりした空気が漂った。
シゲは気持ちの整理が出来たのか
楽屋に戻ってソファに座っていた。
桃「……A……。」
黄「櫻井くんに、幸せにしてもらいや?」
青「……。」
『うん。ありがとうみんな。
ドッキリやけどな。』
「「「「「「「は?」」」」」」」
サラリと暴露すると声が重なった7人。
桃「……それ、ホンマ、か?」
『おん。』
向.櫻「「お邪魔しま〜す!」」
大きい看板を掲げた
ジーコと翔くんが入ってきて、
やっとドッキリと分かったみたい。
桃「ホンマよかった…、」
『よしよし、ごめんな、のんち。』
橙「娘を嫁にやる気分やったわ。」
黄「俺も。」
*
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まゆみつ(プロフ) - みきさん» リクエストありがとうございましす!大変遅くなりましたが、更新完了しましたので確認お願い致します(´°ω°)チーン (2016年7月29日 12時) (レス) id: 0d343755ed (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 追加します。のぞむくんと楽屋でいちゃいちゃしてメンバーがしっそしているのがみたいです (2016年6月8日 22時) (レス) id: 903cd7f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - のぞむくんといちゃいちゃしているのがみたいです (2016年6月8日 22時) (レス) id: 903cd7f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - はじめまして!リクエストさせていただきたいです!真白ちゃんのファンサもっと見てみたいです\(^o^)/よろしくお願いします! (2016年5月28日 20時) (レス) id: 9913160ef7 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみつ(プロフ) - 望み叶える流れ星☆〃さん» 初めまして!リクエストありがとうございます!今から執筆に入りますので、更新までお待ちください\(^o^)/ (2016年5月25日 15時) (レス) id: 0d343755ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆみつ。 | 作成日時:2016年2月2日 0時