WESTのお姫さん。【2】

撮 影 ( 神 山 v e r . ) ページ23

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淳太くんから貰ったガラスの靴に
ウットリと見とれていると、
神ちゃんの優しい声が頭上から降ってきた。






緑「A〜、そろそろ準備しよか！」


『うん！ちょい待ってなァ！』





ガラスの靴を慎重に箱の中に戻し、
神ちゃんと鼻歌を歌いながらセットに向かう。






緑「あ、俺 少し工夫してん。開けてみて？」


『く、工夫？ありがとう。』





神ちゃんから受け取った紙袋を覗くと、
ピンク色の箱が。


その箱を開けると、
美味しそうなカップケーキが入っていた。





『わぁ…！美味しそう！』


緑「今回は気合入れました！」


『えっ！？まさか手作りなん！？』


緑「頑張ったんやで〜？」






工夫ってこの事か…。




確かに、神ちゃんらしいお返しやな。






緑「後で食べてな♪」


『もちろん！写真も撮る！！
ホンマにありがとう！！』





「どういたしまして。」と言いながら
あたしの頭をポンポンと撫でる。






男の子の手作りって、
新鮮やしすっごく嬉しいよな。




あたしが男やとしたら、即キュン殺やな。←





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