WESTのお姫さん。【2】

ご 飯 デ ー ト ( ？ ) ページ2

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『あっ、シゲ〜！！』


赤「アホ！声でかいわっ！」







今日はシゲと2人でご飯デート。


2人で出かけるのはかなり久々やから
少し緊張している自分がいる。






『ねぇ、どこ食べ行く？』


赤「せやなぁ…あ、寿司屋行こ。」


『おぉ！ええなぁ！回転寿司？』


赤「あたりまえや！
くるくる回るんが楽しいんやからな！」





回転寿司の醍醐味について
ニコニコと話し始めるシゲが
とてつもなく愛しく感じた。←








電車を乗り継ぎ到着した回転寿司屋さんは
平日のお昼という事で、混んではなさそう。





赤「よっしゃあ、食うで〜！」


『お寿司とかめっちゃ久々やわ。』







シゲはお手拭きで手を拭いて
醤油も出さずにまず1皿に手を伸ばす。


……ふぅん、ウニか。









赤「んっ！？んまぁ！！
A、めっちゃ美味いで！！！」





口に運んだ瞬間 笑みが溢れたシゲ。


この子があたしよりも年上だよ？
見えないわぁ。笑







赤「Aもいっぱい食いや？」


『すいませーん。中トロ3皿くださーい。』


赤「序盤からぶっ飛ばすなぁ！笑」







板前さんに注文してからというもの、
食欲に火がついたのか、
1皿食べ終わるとまた1皿注文。






赤「ホンマに美味そうに食うよなぁ。」


『やって美味しいんやもん。』


赤「親方も顔負けやで。」


『食レポなら負けん自信あるで。笑』







その後に大トロやサーモン、
イクラやサラダ巻きなどを注文して
全て胃袋に収めた。





赤「A、ここ米粒ついてんで。」


『んあ？』


赤「そのアホ面どうにかして。笑」






シゲの長い指が私の口元をかすめる。

そして、米粒をヒョイと口に入れた。






『ありがとう。パパみたいやな。』


赤「そこは彼氏ちゃうんかい。笑」






ハハッと笑いながら、
シゲはあたしの頭をわしゃわしゃ撫でる。







お会計はジャンケンで負けた方ってことで、
シゲがお会計をしてくれることに。







『シゲちゃん、ご馳走様でした♡』


赤「へいへい、満足ですかぁ？」


『うんっ！！』


赤「なら良かった。」








いつにも増して優しいシゲちゃんでした。








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リクエスト作品です。


【赤色くんとの絡み】


ありがとうございました！！


引き続きリクエスト応募しています！！





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