5.USB ページ6
コツン、コツン…
自己紹介などを終えて
一日の授業を普通に過ごした日の放課後
人気のない旧校舎で二人は話していた
英「お前に頼みたいことがある」
貴「何よ」
英「実はな…自己紹介の時に
キレて殴ってきた奴…
アルフレッドって言うんだがな
あいつの喧嘩っ早さには俺も手に負えねーんだ」
-------------------
米「君は無心喧嘩人形・桜かい？」
貴「…名乗るのが礼儀じゃないの？」
米「…質問に答えるんだぞ」
貴「名乗りなさい。そうすれば答えてあげるわ」
米「答えろって言ってるだろ！！」
--------------------
(…あぁ、そういえばそんな様な常識知らず…居たな)
貴「…そいつの喧嘩っ早さをあたしに何とかしろ、と？」
英「御名答」
貴「…しょうがないわね
明日から、やってあげるわよ」
Aは話は終わったとばかりに扉に一直線に向かっていた
英「…待てよ」
後ろからアーサーに引き留められた
声からして不機嫌そうだ
(めんどくさいわね…)
貴「何？」
振り返った瞬間―――…
ドンッ…
貴「…っ」
アーサーは痛いくらいの力でAの手首を掴み、壁に押し付けた
貴「…い、ったい…っ！」
英「何勝手に帰ろうとしてんだよ？」
貴「…い、良いじゃない」
英「よくねぇよ」
ちゅっ
誰もいない旧校舎の教室にリップ音が響いた
貴「…んっ！」
英「じゃ、またな」
アーサーはキスをした後、満足そうに教室を出て行った
ばたん…っ！
貴「…やっぱり、ね」
Aは誰もいない教室でスマホを取り出し操作を始めた
10秒ほどたった時、画面に映し出されていたのは先ほど
キスをしてきた奴のバストアップの写真だった
凛々しい表情で写っている彼
その下にAは文章を打ちこみ始める
【生徒会長:アーサー＝カークランド
状況が悪くなるとキスをして、自分を虜にする魔法を使用】
そう打ち込んだ後彼女はスマホに特殊な保存用のUSBを差しこみ
それにデータを保存した
保存が完了するとスマホの画面に映し出されているデータを
全消去し電源を落とした
彼女はその一通りの動作を終えるとスマホをポケットに押し込んだ
そして何かを思い出したように口を少し開けると手を近づけてベリベリ、と
、、、、、、、、、、、
薄いフィルムを剥がした
そしてそれをプラスチックのケースに入れ
ポケットにねじ込むと静かに教室を出て行った。
彼女の涼しげな表情からは彼女が考えている事を窺えない。
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革ベルト
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フウ(プロフ) - 眉毛が少し?ピンチですねwww←更新頑張ってくださいっ!!!^q^← (2013年4月6日 23時) (
レス) id: e12aacd9a2 (このIDを非表示/違反報告)
千華@026(プロフ) - ☆憂李☆さん» 本当ですか！楽しみだなんて、有難い＾＾はい、頑張ります！ (2013年3月21日 19時) (レス) id: 9cdc8eebf2 (このIDを非表示/違反報告)
千華@026(プロフ) - ざくろさん» コメントありがとうございます＾＾面白いなんて、光栄です！頑張りますね＾＾ (2013年3月21日 19時) (レス) id: 9cdc8eebf2 (このIDを非表示/違反報告)
☆憂李☆(プロフ) - 続き楽しみにしてます。・゜・(ノД`)・゜・。☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆更新頑張ってください♪ (2013年3月9日 9時) (レス) id: 40ac27c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
ざくろ - スッゴく面白かったです(≧∇≦)更新頑張って下さい(o^∀^o) (2013年3月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 32b2bb6335 (このIDを非表示/違反報告)
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