3 ページ48
.
上を向いて寝てたけど
コロンとこっちに体を向かせて
指を咥えて
もう、片方の手は俺の指を握る。
甘えんぼ、碧だな。
朝も俺似か。笑
指を口に入れたまんま
俺を見上げてくるから
可愛くて可愛くて…
碧の隣に横になってぎゅうーっとする。
碧「ふふっ…
っぱぱ。」
嬉しそうに身を捩る。
でも、まだ眠そう。笑
「もうちょっと、寝るか？」
碧「ん?」
って、指を口に入れたまま
「二度寝するか？」
碧「ねんね?」
俺の胸に寄ってきて…
あっ、もう寝そうじゃん。笑
そう思ったのもつかの間、
夢の世界へ行った碧。
俺もちょっとだけ、寝よう。
碧「ぱーぱ!」
碧？寝言か。
A「パパ?」
Aも寝てんの？
なんか…苦しい。
碧「ぱーぱっ!」
「うっ、苦しいっ！」
ガバっと起き上がると
潰れかけの碧と
びっくりしてベットから落ちそうになるA。
「っびっくりしたぁ。」
碧は楽しんでる。
A「パパ全然起きないんだもんねぇ?」
碧「ねーっ?」
一丁前に相槌をする碧。
「夢、見てた。」
A「どんな夢?」
「Aが初詣に行きたいって駄々こねて
カウントダウンをドタキャンして
こっそり行ってた。笑」
A「なにそれ?笑
初夢じゃなくてよかったね?」
初夢、2日の夜だっけ？
まぁ、Aが出てくればなんでもいいけど。
.
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハル
| 作成日時：2012年10月15日 13時
