6-10 A HAPPY NEW YEAR 2012 ページ46
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「ただいまー…っと。」
夜中に帰るといつもこうなんだよな。
寝てる、だろうから
そーっと入ればいいのに
どっかで起きててくんねーかな？
とか
俺が帰って来た音で起きねーかな？
とか、思っちゃう俺。
リビングに行くと
「わっ、A。」
A「おかえり?」
Aもびっくりしてる。
「起きてた？
あっ、起こした？」
瞼が重そうだ…
A「碧が久しぶりに夜泣きで…
というか、
あけましておめでとうございます。」
「あっ、あけおめー！
ことよろー！っつって。笑」
A「ふふっ、
ちゃんと見てたよ?
出て来た瞬間撫で肩具合に目がいっちゃったけど。笑」
「おい、それ言うなよー。
なんか年々下がってる気すんだよなぁ。」
冷蔵庫を開けて何かをするAを
後ろから抱きしめて…
「Aあったけぇ。」
こっちを向かせて…
A「お疲れ様。」
「2012年、初ちゅう…
いただきまーす！」
チュッと軽く唇を合わせると
Aの顔が曇ってて…
「どうか、した？」
A「いや…
碧としちゃったなぁ。って。笑」
「はっ！？
俺より先に碧とチュウしたのかよ？」
A「…うん。笑」
「笑い事じゃねー！
Aのハジメテは全部俺って決まってんの！」
ぎゅうーっと抱きしめ直して
ゆっくり口付ける…
こうなったら。
深く深く口付け…
そのままベットに連れて行った。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ハル
| 作成日時：2012年10月15日 13時
