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いいタイミングで碧が寝てくれて
2人っきりでバルコニーに出る。
最近じゃ碧が生まれたのもあって
なかなかこうやって2人で…
ってなくて。
久しぶりのデートって感じだった。
手を繋ぐのもなんか恥ずかしい。
「綺麗だな。」
A「うん、すっごく綺麗。」
「寒くない？」
A「大丈夫。」
そう言いながらも手はだんだん冷たくなってて
「嘘つけ。笑」
ゆっくり後ろから抱きしめる。
A「ふふっ、あったかい。」
「碧がいない時ぐらい甘えろって。」
すぐ強がんだからさ。
A「はぁい。」
そんな可愛い、甘い声出したらさ…
「A…」
顔を覗き込んで
キスをする。
A「翔くんっ…!」
胸を押して阻止しようとするA
「なに？」
A「ここ外だよ?」
あぁ、その心配ね？
「ここ、敷地内誰も入れねーから。
大丈夫。」
A「そーなの?
すごいね。」
じゃなくてさ…
「って事はね？」
ニヤリとすると
あ!…ってAもわかったみたいで
「ここでヤレるよ？」
A「…絶対嫌!」
「なんで？」
A「だって…声、とか。」
「我慢すりゃいいじゃん？」
A「そういう問題?」
「じゃねーの？」
つべこべ言わずに、ね？
A「あぁーもうっ!
翔くんっ、やだぁ。」
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ハル
| 作成日時：2012年10月15日 13時
