6-5 プレゼント ページ19
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ニノ「翔さん、マメだねー。」
俺の手帳を覗き込むニノ。
「だってさ、いつ何あげたかわかんねーと
次何あげていいかわかんねーじゃん？」
ニノ「ん、まぁ。
そんだけ長く付き合えばそーなるのかなぁ？」
俺にはわかんねぇなぁ。
っつって、ゲームに目を戻す。
「なぁ？何がいいと思う。」
ゲームの画面から視線は外さずに
ニノ「わかんない。」
って、クスクス笑う。
「だよなぁ。笑」
女の子が欲しいもの…って言うより
こんだけ付き合えばネタ切れだし。
一緒に住むようになって余計に
持ってるものとかハマってるものとか
わかるから…あげにくい。
Aってさー、よく俺の欲しいものわかるよな…
何が欲しい?なんて聞かれた覚えないけどな。
ニノ「Aちゃんの事、観察してみたら？」
なんだニノ、やっぱ考えててくれたんじゃん。
「そーしてみる。」
さっそく家に帰って…
「ただいまー。」
パタパタと走って来るA。
スリッパ、エプロン…あるよなぁ。
髪まとめるやつ…安上がりだなぁ。
A「おかえり。
どうしたの?」
さっそく不信がられる俺。笑
「いや、何でもない。」
誤魔化すようにキスをする。
A「翔くん、ご飯?
シャワー浴びて来た?」
「腹減ったなぁ。」
じゃあ、ご飯ね。って準備してくれる。
あっ、料理道具…とか？
いや、待てよ、それこそ俺の分野外…
何買っていいかわかんねぇな。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ハル
| 作成日時：2012年10月15日 13時
