なんで？ ページ3
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す「…。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
あ「…。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
黙々と 朝ご飯を食べる あたし達。
めっちゃ 静か…(-_-)
あ「今日 仕事は？」
す「撮影。遅なるから 先寝ときや。」
あ「待ってる。」
す「アカン。テッペン越えるから。」
あ「じゃあ、すばるのところで 寝とく。」
す「自分の部屋で 寝ぇよ。」
あ「ヤダ。一緒に寝る。」
す「お前、自分のベッド あるやろ。」
あ「無い。」
す「んなわけあるか！」(笑)
あ「無いもん。」
す「一緒に寝てええのは 赤ちゃんだけや。」
あ「ばぶ。」←
す「きしょ。」←
こんな感じで 毎日 言い争って います。
す「そういや 学校どない？」
あ「新しい友達 出来たよ。」
最近 高校3年生に 進学したばかりの あたしは、まだ ピチピチの17歳。←
そして、ママが 天国に行ってしまってから もうすぐ 7年になる。
す「そか。」
す「…週末、空けとけよ。」
あ「日曜日でしょ？」
す「ん。」
あ「分かってるよ。お花も 注文しておくから。」
ご飯を 食べ終えたら すばるは 後片付け。
あたしは 身支度してから キッチンへ。
あ「すばるー。」
す「ん？」
あ「そろそろ 学校行くね？」
す「おー、気ぃ付けてな。」
あ「うん。行ってきます！」
行ってきますの ちゅー をしようと近づくと、泡まみれのお皿で 顔を遮って 目で笑うすばる。
す「行ってらっしゃい。」(笑)
あ「何でーっ!!」
今日も つれないすばるに 文句を言いながらの 登校です。
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作者名：章佳 | 作成日時：2018年5月23日 21時
