天使の選択

番外編続き ページ10

『ガチャ、ガチャ』

あきませんね･･････やはり蹴破りますか･･････

ミカエラ「政宗様、下がってくださ･･････っ！？」

石鹸が落ちてましたね、あ、転びますね･･････

政宗「ミカエラ！！」

『どさっ！』

_________________________________政宗目線

ミカエラが転びそうになった、まずい！

政宗「無事か！っ！？////////」

俺が目を開けると、ミカエラの顔があと少しで口に触れるというところまで来ていた。

ミカエラ「すみません、大丈夫ですか？」

政宗「あ、あぁ･･････」

思考が一瞬停止してしまった、ダメだ、今はここから出ることに集中しなくては、

ミカエラ「政宗様、離れてもいいですよ」

政宗「あ！あぁ！すまない！」

////////////////////////

ミカエラ「さてと、どうしますか？」

赤くなった頬、水滴がたれる髪、透き通るような肌、

政宗「･･････」

･･････綺麗だ･･････

政宗「っは！俺は何を！？」

ミカエラ「何がですか？」

政宗「いや！何でもない！早くここからでるぞ！」

ミカエラ「はい」

今はそんなことを考えている場合じゃない、場合じゃ･･････

『ゴクリ』

ミカエラ「喉渇いたんですか？」

政宗「いや･･････」

目に入る首筋、この状況で平然を保てるものなどいるのだろうか？こいつはもう少し

警戒心を持つべきだ

ミカエラ「ふぅー、はっ！！」

『バン！』

政宗「な、おい！本当に蹴る奴があるか！」

ミカエラ「これ以外に方法がありませんので、でも、固いですね、この扉」

扉を見るとへこみはあったものの、やぶれてはいなかった

政宗「俺がやる、ふっ！！」

『バキ！』

政宗「硬いな･･････」

音はしたが扉はやぶれてない、頑丈に作ってあるな

ミカエラ「どうしたものでしょうか･･････大きな声をだせば誰か来るかもしれませんね」

確かに･･････ん、嫌だがそれでは

政宗「誤解されないか？」

ミカエラ「されますね」

く･･････成実あたりがくると余計にややこしいことになるな･･････かといって小十郎

をよぶはけには･･････

ミカエラ「･･････様、政宗様」

政宗「な、何だぁ！？」

か、顔が近い！

ミカエラ「のぼせたんですか？」

政宗「か、顔が近い！離れろ！」

ミカエラ「すみません」

〜〜〜〜〜っ！！こいつは･･････！！

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