天使の選択

14　アロ〜ハ〜by姫神子 ページ14

けっこう揺れますね、成実様の馬に乗って神器がおさめられていると言われている

古城に向かっているのですが、成実様に質問責めにされています

成実「天使ってそもそもなんだ？」

ミカエラ「【天使】というのは、簡単にいえば神の使いです」

成実「かみぃ？で、なにするんだ？」

ミカエラ「そうですね･･････階級によって違いますが、基本的に死んだ人の受付窓口にいますね」

成実「窓口？死んだ人間って、どうなるんだ？」

_______このように、古城に向かう途中、質問責めでした、ふぅ、疲れますね。

普段なら天使の姿になって飛んで行くんですけどね、さすがに、神牙で天使になって

飛んでいるところを誰かに見られたら、大変なことになるので(あと、成実様ががいるので)

成実「あとさ、ぺがさすってのは、どんな姿なんだ？」

ミカエラ「そうですね･･････基本的には馬と姿が変わらないのですが、体が白くて

背中に天使の時の私のような羽が生えています」

成実「てことは、飛べるのか？」

ミカエラ「はい」

成実「いいな、俺もお前の世界に行ってみたいな」

ミカエラ「死んだら強制的に行きますけどね」

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そんな他愛もない会話をしていると、古城につきました

成実「お、ついたぞ」

ミカエラ「あそこですか」

どうやら人が立ち寄るのは久しぶりのようですね、城じたいが古くてボロボロですし、

かなりほこりがありますね、掃除がしたいですね

成実「だいぶボロボロだな、よっと」

成実様が馬からおりましたね、私もおりますかね･･････て、

ミカエラ「！成実様、どうして横抱きにしているのですか？」

成実「ん？こっちの方が早いだろ？」

ミカエラ「重いですよ」

成実「そうか？お前すっげー軽いぞ、このまま走れるぐらい」

ミカエラ「本当にやらないでくださいね？それと、もう下ろしていいですよ」

早くこの城を調べたいですし･･････？声が、聞こえますね。

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