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sota side
Aには大輝くんがいるって分かってるのに。
どうしても構ってしまう。
勝手に構って、さっきみたいに傷ついて。
何やってるんやろ。俺。
でもAしか好きになったことないから
諦め方なんて知らないし、知りたくもない。
「想太っ！」
「想太？いないの？」
「想太ぁ…」
ほら、しまいには幻聴まで聞こえる。
ベッドに寝転がって、天井を見つめる。
はぁ。と、ひとつため息が漏れた。
トントンー。
「想太？…入る、よ？」
え！ちょっと待って。幻聴じゃない？
うちの家族はなんで誰でもすぐ招き入れるん？わら
想「え、ちょ、何！？」
だーかーらー！
男子の部屋に入って来んなって。
襲うぞ、あほ。
「想太、あのね。私…」
さっきから何度も何度も名前を呼ばれて
ちょっとニヤけてしまってる俺。
なんやろ、さっきのモヤモヤはどこへやら。
Aの声が妙に心地いい。そして可愛い。
「すき、」
想「え？」
「困らせて、ごめん」
想「困ってないけど、え？ちょっと待って」
「伝えたかっただけだから」
じゃあ、って俺の部屋を出ようとするA。
頭の整理は出来てないけど。それは、つまり？
咄嗟にAの腕を掴んだ。
…行かないで。
「想太？」
想「それは、俺のことが好きってこと？」
「う、ん」
想「幼馴染として？」
「違う、よ」
あぁ、やばい泣きそう。
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かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
