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taiki side
大「よっ！」
この部屋の主によって勢いよく開けられた扉は
同じ勢いで閉じられた。
大「おーい、想太ー？」
恐る恐る部屋に入ってくる想太。
お前の部屋なんだからそんな遠慮すんなって。
想「え、何？どうやって入ったん？」
大「想太のお母さんが普通に入れてくれた」
想「なんやねん、みんな大輝くんの味方かい…」
何言ってんだよ。
お前には可愛い味方がいんじゃん。
想「何？惚気にでも来たん？」
大「え、誰の？」
想「その、Aと…大輝くん？
あー！もう！言わせんなや！」
あ、なんか勘違いしてる。
でも想太が俺と仲良くしてくれないから
いじわるを少々。
大「A、好きな人いるし」
想「は！？誰？」
お前だよ！
口に出そうになったけど必死に飲み込んだ。
想「そんなん、全然知らん」
この世の終わりみたいな顔をして
ぶつぶつ言いながら考え込んでる。
ちょっとやりすぎたかな？
でもお前だよなんて言えねーもん。
想「大輝くん知ってる人？」
大「うん、まぁ知ってる」
想「ええやつ？」
大「良いやつすぎるぐらい、良いやつ」
ずっと大好きな子に好きな人がいるって知って
そんな顔してるのに、相手が良い人か、なんて。
Aのことばっかり考えて。
お前以上にいい男なんていないよ。
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かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
