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taiki side
いや、お腹すいたの？ってなんだよ。笑
空いてねーわ。笑
昔から鈍感なんだよなー。こりゃ想太も大変だわ。
連れ出す口実もできたし結果オーライ。
とりあえず俺はコーヒーを買って
Aにはアイスを買ってあげた。
自分で出すって言い張ってたけど
そこはカッコつけさせてよ。アイスだけど。
コンビニの近くにある公園にきた。
Aは悩みがあるとだいたいここに来る。
昔はよく話を聞いていたけど、
Aはもう覚えてないよね。
大「なんか元気なさそうだけど」
「大輝くんは何でも分かっちゃうね」
ふふっと笑って空を見上げるA。
そんな無理して笑うなよ。
「想太とね、話せなくなっちゃった」
なんでかなー、なんて戯けて見せるAだけど
瞳からは今にも涙が溢れそうで。
「想太がキスしようとしたの」
え？誰に？Aに？
ちょっと状況が掴めてない俺。
ん？2人は、付き合ってないよね？
だとしたら想太ちょっと大胆。
「でも、想太が泣いてた」
「想太が何考えてるか分からない」
なんだよ。両思いじゃん。分かってたけど。
想太はAの事が好きだよなんて
俺が言う台詞じゃないし。
そもそもA自身が自分の気持ちに気付いてない。
それを俺が言うのも違うし。
大丈夫。俺が背中を押してあげる。
あの時は小さなAに辛い思いをさせてごめん。
何も知らなくて、助けてあげられなくてごめん。
だから幸せになって。
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かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
