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sota side
「想太？」
とりあえず着替えて外に出た。
Aと大輝くんが一緒にいたのを
見たことは言わない
「マンガ、借りようと思って。いい？」
「うん、」
「A、先に帰ったと思ったんやけど
遅かったんやな。」
「そう、だね」
無理に笑おうとするAが辛そうで
やっぱり来ないほうがよかったかななんて。
Aのことになると慎重になってしまって
自分の行動が正しいのか分からなくなる。
「入らないの？」
立ち止まった俺を不思議そうに見つめるA。
「行く、行く」
「ってか、マンガ飽きたんじゃなかったの？」
ふわっと笑う君を綺麗だと思うようになったのは
いつからだろう。
好きだと気付いてからAの部屋に入るのを
躊躇うなんて言っていたけど。
今日はいいよね？
誰かを想って悲しい目をする君に
何かしようなんて、考えてないし。
もしも、君が泣いてしまったら
涙ぐらいは拭ってもいいかな？
…なんて思っていたけど。
「ちょっと、想太！散らかさないでよー！
もう帰って！」
「ごめんてー。もう少しおるー」
「読んだら片付けて！」
なんて、いつも通りの俺たちだった。
いい雰囲気とか全然ならへんけど、
Aが元気になってくれてよかったなぁって。
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かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
