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your side
物心がついたころには
向かいの家に大輝くんが住んでいた。
優しくしてくれる大輝くんが大好きで
それはいつの間にか恋に変わっていた。
鍵を忘れて家に入れなかったときは
両親の帰りを一緒に待ってくれたり、
転んでけがをしたときは
自転車の後ろに乗せてくれたり、
友達とケンカをしたときは
相談にのってくれたり
妹が欲しかったって言っていた大輝くんは
私のことをすごく大切にしてくれた。
私は大輝くんに恋をしているけど
大輝くんにとって、私は家族みたいなもんだ。
でも周りにはそう映らなかったのだろう。
故に大輝くんの親衛隊には目をつけられていた。
同じ学校になることはないんだけど、
親衛隊の情報網はすばらしくて。
大輝くんと付き合ってるのか
大輝くんのことが好きなのか
先輩達に囲まれて問い質されたこともあったっけ。
それでも大輝くんは優しくて
ずっと一緒にいたかったけど
それは叶わなかった。
大輝くんと話すと嫌な思いをする。
全部、大輝くんのせいにして
自分から距離をとった。
なのに、どうして
こんなにさみしいの？
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かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
