B組の回原くん ページ18
「A？」
と電話に出た回原くん。
めちゃくちゃニコニコしてる…
「え？あ、うん」
と思ったら真顔になった。
「なあ、Aと電話してるんだよな？」
「すげえ真顔だけど」
「いつもならニヤニヤしてるのにな」
なんて声が聞こえてくる。
いや、私ここにいるんですよ。
真顔の回原くんが皆を集め出した。
「どうした？」
スマホをスピーカーにする回原くん。
『あ、もしもし？聞こえる？』
この声は…電気！！
うん、なんで？
『実はAがずっと帰ってこないんだけど誰か知らない？』
「え？Aが！？」
「なんで？」
『それでAのスマホから色んなとこに連絡してんだけど誰も見てねーって言われて…』
寮にスマホ置いたままだったのね。
ていうかスマホのロック解除できたんだ。
『あいつスマホのパスコードもゴミだしアホだし抜けてるとこあるから心配なんだよな…』
いや、アホに言われたくねーよ。
パスコードは「あいつアホだし全部0なんじゃね？」って試したら開けれたらしい。くそう、悔しい。
『今、先生にも連絡したんだけど』
もしかして…めちゃくちゃ大事になってない？
ただ訓練してただけなのに。
なんとかして帰ろう。
でも今ここで人間に戻ったら回原くんに恥をかかせることになるかもしれない。
「分かった、俺も探してみる」
『まじ！？ごめんな、アホが迷惑かけて…』
「Aは俺にとっても大切だから」
まって。きゅんってした。
『お、おう…ありがとな』
いやなんで電気が照れてんの。
「私らも手伝うよ」
「俺も！」
「俺も探すぜ！！」
と次々に声を上げてくれるB組の皆さん。
いや、ほんと…申し訳ない。
まだ照れる電気が恥ずかしそうに「じゃあよろしくな！」って電話を切った。
「じゃあ私は…」
どこを探すかと話し合いが始まってほんとにそろそろ脱出しなきゃいけなくなった。
何気にずっと撫でてくれるリンちゃんの腕の中から出るのは惜しい気もするんだけど。
「絶対見つかるって」
「そうだよ、回原。落ち込んでたらAも心配するんじゃない？」
回原くんを見ると不安そうな顔をしてた。
ほんと…私ってアホだよね。
自分の行いに反省してると寮のドアが開いた。
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ちらす(プロフ) - 魔孤蠧マコトさん» 遅くなってすみません(T_T)少し忙しいので気長に待っていただけると嬉しいです(;_;)いつもありがとうございます！！ (5月2日 2時) (
レス) id: e6b8bf52cc (このIDを非表示/違反報告)
魔孤蠧マコト(プロフ) - あ。マコ。の本垢です (4月28日 19時) (レス) id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
魔孤蠧マコト(プロフ) - 更新待ってましたぁぁぁぁぁあ！！！これからも頑張ってくだせぇ！！！！ (4月28日 19時) (レス) @page36 id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます♡ホークスの登場はあまり多くないですが毎回良いとこ持っていかせてます(笑)またホークスの登場たのしみにしててください♡ (3月13日 20時) (レス) id: 45f86b220a (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - いやー！！！ホークスと夢主ちゃんの距離感がじれったい！！！！きゅんきゅんして叫びたい！！衝動を抑えられずにコメントしてしまいすみません...！！ (3月11日 23時) (レス) @page33 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2024年1月11日 2時
