3-14 夏樹side ページ39
俺は、Aが日陰クラブの手伝いをしているのを止めようと、椅子から立ち上がった。
歩いている途中、入口に会長と油虫がいるのを見つけた。
日陰クラブとAが一緒にいるのは、許せない。
だが、会長側とAがただの知り合いという関係から、徐々に仲を深めていると最近感じていた。
日陰クラブより生徒会の方が、一緒にいられると厄介で面倒くさい。
だから、ここは会長たちに釘を刺してから、Aのところに行けばいい。
なんなら、あいつらが痺れを切らして、お姫様の救出するだろう。
俺は、ニヤリと笑い、会長の方へと歩みを進めた。
近づいて行くと、会長の声が耳に入る。
ツバメ「でも、あんなにダラダラ練習して、本気で頑張っているようには見えないけど」
「お前さ･･･何しに来た訳?」
ツバメ「あの･･･ちゃんと部活動を行っているか、確認しに」
「ちゃんと、何言ってんだよ。部活なんてみんなファッションでやってんだろ」
ツバメ「ファッション?」
「うちの学校は全国常連の強豪校でもないし、本気でやる意味なんてないだろう?その証にあいつら、見てみろよ。ダセー奴らが何をやっても見向きもされない。ダセー奴がダセー事やっても笑われるだけだ」
俺はモップがけをしている日陰クラブを見た。
その時、Aが卓球部のやつと話してるのが目に入り、顔が歪みそうになるが、表情には出さない。
Aが、一瞬悲しそうな顔をしたのは、見間違いだろう。
ツバメ「Aさんは、きっと･･･」
「なんだよ?お前らには、Aは渡さね〜から。もうあいつとは、関わるな」
ツバメ「それは、本人の意思じゃないないですよね?」
「は?いいから、お前は黙って従え」
俺は、Aのところに向かった。
「おい、もうモップがけはいいから、戻るぞ」
A「そうだね、だいぶしたもんね」
草介「あっあ･･･失礼しますっ」
A「あ･･行っちゃった･･･」
「ほら、行くぞ」
A「うんっ」
俺はもうAが、どこにも行かないように手を繋いで、椅子まで戻った。
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いちごくりーむ(プロフ) - 更新したはず出来てなくて、移行しましたがまだ２で更新します！！ (2015年6月24日 9時) (
レス) id: bf2e06f7ef (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - 移行しました！！ (2015年6月20日 23時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - ぷにぷに 裙 .。さん» 訂正しました。すべて直ってると思います！本当にありがとでしたっ！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - ぷにぷに 裙 .。さん» うわっ本当ですね(´･ω･｀)指摘してくれて、ありがとです！！助かりました！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに 裙 .。(プロフ) - あのっ、名前を設定しても（名字）さん 、となるんです … ！この小説、ほんまに好きなんで直してくれたら嬉しいです、！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 20747f6d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごくりーむ | 作成日時：2015年4月26日 15時
