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「はぁ〜･･･」
私は、落ち込みつつも、校庭を歩いていた。
春菜さんを探していたのだ。
あれ･･･?
そこには、生徒会メンバーの･･･誰かがいた。
でも、なんか様子がおかしい。
「大丈夫ですか?」
治「えっあっ」
近づいて気づいたけど、落ちている紙を拾っているみたいだった。
「手伝いますよ」
その大量の紙は、漫画だったり、スケッチだったり･･･
治「返してくださいっ!!」
私は絵に見入ってしまっていたら、その生徒会の子はビクビクしながらも言った。
「あ･･･そうですよね」
私、プラチナのみんなと居るから、生徒会の敵か。
それに私の行動自体、反感買っちゃうもんね･･･
春菜さんたちが仲良くしてくれるから、調子に乗ってたな･･･
「ごめんなさい。脅かすつもりなかったんだけど」
そう言って、私は拾ったものを渡した後、歩き始めた。
〜轟治 side〜
今日はついていない。
春菜さんは、プラチナに喧嘩売っちゃうし･･･
スケッチしてたら、プラチナの女子に見つかって、折角書いた紙もバラバラにされちゃうし･･･
「「はぁ〜」」
自分のため息が、誰かのため息と重なる。
その人物は、僕に近づき･･･
A「大丈夫ですか?」
予想外にも、僕に声をかけ、一緒に拾い始めた。
顔を上げた時、驚いた･･･
話しかけてきたのは、プラチナと一緒にいるAさんだった。
でも、所詮プラチナの味方。
親切なふりをしているだけ、そう、思った。
「返してくださいっ!!」
その僕の言葉に、Aさんはひどくショックを受けているように見えた。
確かにAさんは、いじめに加担はしていない。
じゃあ、どうしてプラチナと一緒にいるのか分からなかった。
でも、油森も脇谷さんもAさんと、話すところは見る。
Aさんは、どんな人なんだろう?
「ごめんなさい。脅かすつもりなかったんだけど」
Aさんは、本当に申し訳ないような表情で、僕に大切な紙を渡して去っていく。
もしかしたら･･･
他のプラチナとは違うのかもしれない。
そう思ったら、体は勝手に動いていた。
「待ってくださいっ」
A「えっ」
僕は歩いてどんどん遠ざかっていたAさんの腕を掴んでいた。
「少し話しませんか?こんな僕でよかったら･･･」
最後の方は、声が小さくなってしまった。
でも、
A「はいっ」
Aさんは、笑顔で答えてくれた。
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いちごくりーむ(プロフ) - 更新したはず出来てなくて、移行しましたがまだ２で更新します！！ (2015年6月24日 9時) (
レス) id: bf2e06f7ef (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - 移行しました！！ (2015年6月20日 23時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - ぷにぷに 裙 .。さん» 訂正しました。すべて直ってると思います！本当にありがとでしたっ！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - ぷにぷに 裙 .。さん» うわっ本当ですね(´･ω･｀)指摘してくれて、ありがとです！！助かりました！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに 裙 .。(プロフ) - あのっ、名前を設定しても（名字）さん 、となるんです … ！この小説、ほんまに好きなんで直してくれたら嬉しいです、！ (2015年5月10日 20時) (レス) id: 20747f6d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごくりーむ | 作成日時：2015年4月26日 15時
