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南「A･･･」
みんなが不安そうにこっちを見てる中、南ちゃんはみんなとは少し違くて、諦めたような顔をしていた。
でも、私はいつもみたいにみんなの下に行っては、今までと何も変わらない。
私は春菜さんのスピーチを聞いて、今までのような私のままじゃ駄目だと思ったのだ。
だって、春菜さんも明日が怖いって言っていた。
私だってそうだった。
前の学校でのことがあって、この学校に来た時は本当に不安だった。
今こうして居られているのは、みんなのおかげ。
そろそろ弱い自分から変わらなくちゃって、思えたから･･･
ちゃんと思いを伝えないと!!
「みんなっ話したいことがあるのっ!!」
波留「急にどうしたんだよ(笑)」
「あのね･･･」
陸「夏樹･･･やっぱりキツかったんじゃないかな?(こそっ」
夏樹「･･･」
「私、この学校に転校してきて、みんなと出会えて本当によかったって思ってる」
タクト「うん」
「みんなが応援してくれたり、待っててくれるだけで、勇気が出たんだ」
美森「うん･･･」
「だから、私自身が弱いままじゃダメだからっ、ちゃんとみんなに伝えるね」
南「っ」
「みんなは優しくて、私特サなのに、それを感じないくらい普通に接してくれたし･･･みんなと居るとすごい安心したんだ」
玲奈「A･･･」
「でもね、最近春菜さんの前だったり、油森くんのことだったり、あの動画を見て自分の知らないみんながいた。今まで私が知っていた大好きなみんなは嘘だったのかな?」
南「嘘なんかじゃないわっ」
「よかった･･･でも、あの動画のみんなも嘘じゃないよね･･･」
波留「っ」
「私大好きなみんなの、全てを好きになれないの･･･だから私、みんなのこと否定してることになっちゃう･･･みんなと一緒に居れない」
みんな(-夏樹)「っ」
誰も話さなくなり、沈黙になった。
きっともう、みんなとは居れない。
やっぱり特サの私が一緒にいるのが、不可能なことだったのかもしれない。
夏樹「いや」
突然、発せられた言葉は、夏樹くんの声とは思えないほど、細かった。
みんなが夏樹くんを見る。
夏樹「全てを受け入れなくてもいい。それでも、否定にはならない」
その言葉は、願いともとれる根拠のない言葉。
でも、夏樹くんが言った為か、本当にそれでもいいのかと信じてみたくなてしまった。
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いちごくりーむ(プロフ) - アミーゴさん» ありがとぉ！嬉しい！！ (2015年4月27日 0時) (
レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ(プロフ) - 続編も読みます♪どんな形であれ、読みます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))笑 (2015年4月27日 0時) (レス) id: bf0677ba69 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - 明花さん» りょーかいです。では、2話からは続編として、更新します！ (2015年4月26日 11時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
明花 - いいんじゃね (2015年4月26日 11時) (レス) id: 6b882e7c14 (このIDを非表示/違反報告)
いちごくりーむ(プロフ) - いきなりですが、1話が終わったので移行しようかどうしようか迷っています。結構な話数に達しているのですが、どうしたら読者側もいいですかね？ (2015年4月25日 22時) (レス) id: 2a820b5d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごくりーむ | 作成日時：2015年3月13日 21時
