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終わりにしよう ページ43

YM「俺たちは…付き合うなら脱退してから付き合えって言われた。」

え…?

YM「俺たちがグループを結成する前に言われた。

でもね…俺たちは当時誰一人付き合ってはいなかった。だからこの先もきっと人を好きになるなんて思わなくて…

仕事以外に夢中になれることがないって思って、了承した。」

そうなの…?だったらハナは…?

YM「でもね、ハナを好きになった。

ハナが好きだから俺は自分の夢を捨てられる。そう思ったんだ…」

「簡単に捨てていいの…?」

YM「ハナはこの女優という世界でしか生きることを知らない。

でも俺は…歌手なんて言うのは肩書き。歌もダンスも中途半端で、顔しか取り柄がない。だから歌手よりも…別の仕事でも行ける。

ハナが幸せなら…俺も幸せだから。」

心が大きくぐらつく…ジョンスから言われた言葉がよみがえる。

LT「Aの幸せは、僕の幸せ。

俺が笑えば、Aも笑うだろ?」

ジョンスの幸せは私の幸せ…だからどんなことがあっても離れない。そう決めてたのに…

YM「でもね…ハナが女優を辞めろとか恋愛禁止の事務所だったら俺はハナに嫌われたかった。

だって…才能があるのに…目の前で好きな人の夢をつぶすのいやでしょ?」

私の考え方…?

ハナ「ヨンミナ…私はそれでもヨンミナを選ぶ。」

YM「やめて…ハナは俺がいなくても周りにかっこいい先輩がいる。Aヌナだってそのうちの一人だよ。」

私…いい先輩になれるのかな?

だけど…

KI「買いかぶりすぎだ。

ヨンミンは…カン・Aのことを何にも知らない。

この女は最低な奴だ…」

HC「おいっ!」

KI「だって本当のことだろう?

ジョンスヒョンを傷つけた…」

KH「でもそれには理由が…」

KI「理由も減ったくれもない…」

MW「最低なのはどっちだよ!」

え…?

MW「Aヌナの気持ちも知らないくせに…Aヌナだってイトゥク先輩が大好きだったのに…」

KI「お前は何を知ってるんだ…」

MW「あ…」

最初っから決めてたんだ…今日で決着をつけるって…

「いいよ…ミヌ。ありがとう。

私ね…いくら好きでも、ジョンスに会えない。それくらい重たい過去…引きずってるの。」

気が付けばそういっていた。

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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時

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