嘘*MinWoo* ページ4
ただ泣きじゃくるメルヘンウンソルヌナの前に立った。隣りにはスジョンヌナ…
MW「スジョンヌナ…」
スジョン「何…?」
MW「二人にして…」
スジョン「は…?」
MW「僕がこんなにも傷ついてる人間に手を出せるとでも思ってるの?
それにおとぎの国から出てきたようなメルヘンウンソルヌナにちょっかいかけたりしないよ。そしたら門番が怒りに来そうだからね。」
門番?そんな不思議な顔をする。よく考えたら二人で話したこともない…いつでもヒョンソニヒョンを探してた時にお話をするくらいだ。
MW「それ以上泣いたら…ブスになるよ?
元から僕のタイプじゃないけど。」
そう言えば自然に涙が止まる?
MW「ねぇ…運命の赤い糸を信じるんでしょ?」
ウンソル「うん…」
MW「僕もね信じてみようと思ったんだ。」
ウンソル「え…?」
MW「この前のサプライズで協力してくれたCDあったでしょ?」
ウンソル「うん…」
MW「その時初めて運命ってあるんだなって思ったんだ。」
ウンソル「え…?」
メルヘンウンソルヌナの疑問な顔…僕だって運命はあるって認めたくなかった。最初から運命の赤い糸で結ばれていたのは…僕じゃないって気づかされたんだ。
だけど…
MW「メルヘンウンソルヌナ…もし、ヒョンソニヒョンと運命の赤い糸で導かれていてもヒョンソニヒョンが別人と結ばれてたらどう思う?
僕は…悪い子だから神様が出会わせてくれたんだそう思うことにした。」
ウンソル「悪い子…?」
MW「うん。
僕ね…カン・Aが好きなんだ。」
嘘みたいに素直に自分の気持ちにないことをつらつらっと言えてしまう自分が嫌いだ。
MW「メルヘンウンソルヌナとヒョンソニヒョンに助けられたんだ…たとえ…
カン・Aが僕のことを見てくれなくても…過去だけでも見てても僕は思い続けるよ?」
気が付いたらそう言っている自分が嫌いだ。純粋な人間とかかわることはないなと思う…。
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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時