感謝と疑い*MinWoo* ページ26
カイ「俺が…今でも半袖を着れない理由…それは火傷の痕があるんだ。」
そうなんだ…
カイ「俺は死ぬことが怖かった。自らの手を切ってあふれ出る血を止めたくてどうすることもできずに自分に湯をかけた。
そして…自分が役者になるなんて許されない…そう言って泣いたんだ。親友の死をきっかけに…まだまだ活躍できる俳優を失った。でもその時…
ジェイクに悪いとは思わないのかってAヌナが言ったんだ。
その時…ミンソクヒョンから俺にマネージャーを変えてくれって社長に頼んだ。それに…
役者に戻れる時期が来たらいつでも言えって。だから…ヌナには感謝しきれないくらいの気持ちがあった。
なのに…何でこんな若いのに変えられなきゃなんねーんだ。」
怒りたかったら怒ればいい。でも…
カイ「ナコやハナのせいでって思ったのに…カップルメイキングが原因だとは知らなかった…。」
なんで泣かれるの…?僕は…
MW[カップルメイキングで出会う前からカン・Aの家に行ってた。
カン・Aを傷つけて…いっぱい苦しめた。」
今までの行動を思い返す。でも…
カイと呼ばれた男は頭を静かに降る。
カイ「Aヌナは…心の底から笑ってた。
今まで見たことなくて戸惑った…」
そう言って感謝されても僕は…
僕は…カン・Aを手放さない…
それに…あんたと話なんて…
ミンソク「ミヌ…行こう?
悪い…カイ。また今度な…俺は…ミヌと話がある。」
そう言って笑う。そして…また車の中に乗せられる。男二人で何を話すのかと思えば…
ミンソク「今日は重すぎる話をした…。
Aの過去全て受け止める強さもある…俺はあの事実を知ってたらどうすることもできない。」
そう言って僕を車から降ろしたけど…
YM「ミヌ…なんで…?
ミンソクヒョンの車から…?」
スジョン「…ミヌ?」
見られたくない二人…特にスジョンヌナには見られたくなかった。
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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時