子どもだから*MinWoo* ページ24
MW「手放せないんだ…子どもだから。」
ミンソク「子どもだから…?」
MW「子どもって…自分のおもちゃを乱暴に扱っても誰かに壊されたら嫌でしょ?」
ミンソク「あいつは…おもちゃじゃない。人間だ。」
MW「すごく大事にしてるおもちゃでも誰かに横取りされたら喧嘩する。
自分のオンマでもそう。誰かに見られていないことで自分の存在が分からなくなって、怖くなる。
今…」
これ以上言ったらカン・Aを傷つけ、苦しめることはわかってる。そしてこの男の人イ・ミンソクも…
でも…
でも…
でも…
MW「今…カン・Aをとられたら僕は一人で生きてなんか行けない。」
ミンソク「メンバーが…」
MW[僕にはメンバーも家族もペンもいる…でも…カン・Aじゃなきゃダメなんだ。」
ミンソク「でも…Aはお前を求めていない。」
そんなの…
MW「カン・Aの口からきかなきゃ満足できない。
それに…イトゥク先輩ともどすなんて…できっこない。」
ミンソク「どういう意味だ…?」
MW「あんたにも黙ってたんだろ?
イトゥク先輩にフラれて、ドラマ撮影の帰りにイトゥク先輩のペンに突き飛ばされて…
迷惑かけないように…イトゥク先輩に迷惑かけたくなくて、マネージャーにも迷惑かけたくなくて一人で釜山の産婦人科に車を走らせたんだ!」
マネージャーは驚いた顔をしてる。
MW「家族にも…マネージャーにも…社長にも…自分の愛する人に黙って誰にも頼らずに…子どもを産もうとしたんだ。
そんな人とよりを戻すなんて…」
ミンソク「あいつは…ジョンスを愛していた。
心の底からだ…。
superjuniorはトップアイドル。駆け出しの女優と恋をしてた…子どもがいることも分かれば大スキャンダルでイトゥクが傷つく。だから自分一人で…」
MW「傷つこうとしたって?
だったら…何で傷つく前に止めないんだ?
僕たちのマネージャーのテソニヒョンなら相手に僕たちの良くないところを言って交際を止める下種野郎だし、スジョンヌナだったら根回ししてくれる…
あんたは…マネージャー失格だよ。」
気が付けばそう言っていた。
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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時