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受け入れられない現実*ハナ* ページ19

Aオンニ大丈夫かな?

そう思って心配になって車まで見に行く。でも…Aオンニは泣きやむこともなく、衝撃的な出来事をミンソクオッパに話していた。

私はどうすることもできなくて…その場を立ち去る。

結局その日は…

ミンソク「すいません…Aよほど調子が悪いみたいで今日の撮影は厳しいです。

本人はやると言っていても…自分の判断です。

本当に申し訳ありません。」

そのせいで私とヨンミン、スホオッパとの撮影シーンが始まるけど…

監督「…ダメだな、今日は。」

ハナ「あ…」

SH「ハナちゃんも調子悪い?」

YM「お前…信じらんない。うちのメルヘンウンソルヌナの差し入れが悪いってか?」

ハナ「ちが…」

YM「だったらちゃんとやれよ。」

ヨンミナに叱られる…でも…

カイオッパに行ってもいい事なのかもわからない。かといって一人で悩むのも…部屋の中で一人でボーっとしてれば…

YM「なんて言う顔してるの?」

ハナ「今日…練習は?」

YM「みんな個人のスケジュールが忙しいの…ハナ、Aヌナが何かあった?」

ハナ「別に…」

YM「別にって…Aヌナのところ言ってからおかしいけど…」

いつもならヨンミンの詮索が嬉しいけど…今日は全く嬉しくない。

YM「ハナ、なんかあったんじゃ…」

ハナ「何もない!

帰って…」

そう言って振り返るといきなり右手に激痛が走る。

ハナ「な…何!」

YM「いったい何を隠してんだよ?

俺に言えないこと?」

言えないことと問われたら…そうだって言うしかない。

YM「俺、信用できない?」

ハナ「信用できる…けどね…言えないよ…」

泣き崩れてしまう…今までAオンニにしてもらったことは嘘偽りがない。でもね…

ジョンス…イトゥクオッパと付き合ってたとか…救えたはずの子どもの命を救えなかったとか…ミノオッパと寝たとか…何を信じればいいの?

Aオンニの仕事する姿は尊敬にあたる…それなのに…

ミヌと一緒にいたってどういうこと?

カップルメイキングで出会う前から知ってたって…泊めてたって…だけど…

YM「人のことだろ?

Aヌナのところに行ってきてからおかしいことくらい知ってる…Aヌナの名誉にかかわることで泣いてるんだろ?

だったら…泣け。何も考えずに…」

そう言ってヨンミナはぎゅっと私を抱きしめてくれる…私はヨンミナの腕の中で泣き続けた…。

女優であること→←バカ…



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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時

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