【イナイレ・イナゴ】私と涼野風介の子供がシードになってしまいました！？ (ページ5)

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貴「話していいよ。どうしたの？」

虹「俺。聖堂山のサッカーやめる。」

貴「えっ？なんで！？なんかあったの？いじめ？」

虹「違う。つまんないんだよ。普通のサッカー。」

貴「普通のサッカー？」

虹「ああ。だから、全員フィフスのチームに入る。スカウトが来たんだ。」

貴「それは。絶対許さない！何がつまんないの？普通のサッカーなんてない！」

虹「はぁ？母さん監督だろ？普通のサッカーなんてないってどういう意味だよ。」

貴「サッカーは全力でやるもの！だから最強に楽しいスポーツ！サッカーなんだよ！」

虹「あー！もうやだ。なんで監督の息子になっちゃったんだろ。」

貴「えっ！？」

虹「サッカーは熱すぎるんだよ。わかんないの？俺の師匠も言ってたぜ。サッカーは誰かが管理しなきゃいけないって。」

貴「.........」

虹「......だから。俺はなんと言われようと行くから。俺たちのサッカーが正しいって証明してやるよ。」

貴「......虹吹のバカ。何も...何もわかってないのは虹吹の方でしょ！？」

ガチャ

風「ただいま。いいや。やっぱすれ違いだったか。」

貴「風介......？」

虹「.........」

風「どっどうしたんだ？なんかあったか？」

虹「父さん。俺、フィフスで訓練してくるから。じゃぁね。また会う日まで。」

〈つづく〉