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▽6 ページ6
「ま、がんばれ〜」
スピーチぐらいはしてあげる、とイタズラな笑みを浮かべながら、またポテトを咥えた。
こいつ……!あのときの私は真剣に悩んでいたのに………!!!!
何故だか少しきゅんとしてしまった数秒前の自分に教えてあげたい。思い出せ。川上拓朗は人の黒歴史を掘り起こしてくるような奴だ。
「そういうたくろうも、彼女ぐらい作ったらどうですか〜??」
仕返しのつもりでふざけて言ったつもりだったが、少しむっとしたような表情で「…うるさ」と返されてしまった。
んん?そんな気に障ること言っちゃった?
「…なんか、ごめん」
私がそう呟いたっきり、会話が途切れてしまった。
ちなみに私は、たくろうの恋愛事情を全く知らない。聞いても教えてくれなかったし、日常生活を見ている限り恋愛をしている様子もなかった。
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作者名:凛 | 作成日時:2019年6月10日 23時