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「あれでしょ！好きな人のこと考えてたでしょぉ」
『え〜そんなんじゃないよ』
「どう？？なんか進展あった？？」
カフェでたむろする女子高生のように、ワクワクといった言葉の似合う彼に
イー！っと嫌悪感をあらわにしてみせるけど、そんなもの海人くんには通用しない。
「海人のお悩み相談室〜！その２！！」
『別に悩んでないし〜』
「またまた〜！俺が斜め上の角度からズバッと答えちゃうよ！最近Aちゃん、俺に恋愛相談してくれないじゃん！前はいっぱい愚痴も聞いたのにさ〜」
『だって付き合ってる人いないし』
海人くんとこうして話すきっかけをくれた当時の彼氏とは、
やっぱりうまくいかなくて、あの喧嘩した数ヶ月後くらいにはもう別れてしまった。
「だから〜、今の好きな人の話！俺なにも聞いてな〜い！」
好きな人がいる、ということだけは海人くんに言っていた。
ただ好きなだけで、進展はない、と耳にたこができるほど伝えてるはず。
それは、彼がこうして事あるごとに聞いてくるからだったりする。
『聞いてないもなにも、進展なんてないよ？話せることないもん』
「え〜伝えないの？好きって」
無垢な表情で、残酷なことを聞いてくるもんだ。
『伝えられないよ』
「なんで？」
『だって、……彼女いるもん、その人』
「うえっっ！そうなの！？」
かなりのオーバーリアクションで、こっちのがびっくりする。
大きな目をさらに大きくさせたかと思えば、一瞬考え込んだように瞳を俯けた。
『ね？どうしようもないでしょ、わたし』
諦めている。この恋は。
好きになったってしかたがないのに、だけどどうしても惹かれてしまうんだから
ただ好きでいるしかない。その人を想わなくなるまで。
「どうしようも…ないのかなぁ」
『だって、付き合ってる人がいるんだよ？』
「俺さ、思うんだよね」
そう前置きをして、海人くんは口を開いた。
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hinata(プロフ) - ゆかさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！ずっと見てくださってるなんて…ほんと嬉しすぎます！(；；)そう言っていただけるならいくらでも書きますので！これからもぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年2月16日 23時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - 月さん» はじめまして！！読んでいただきありがとうございます(；；)リピ読み…！めちゃめちゃ嬉しいです！！！また気が向いたときにお読みいただければ幸いです…！コメントもありがとうございました！！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 更新嬉しいです！ずっとお気に入り作者登録しております。また新作書いてください！飛んできますので！笑 (2021年2月15日 0時) (レス) id: 3890b64e54 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - hinataさんはじめまして。完結おめでとうございます！保健室とベッド好きすぎてリピ読みさせてもらってます！ (2021年2月14日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - AAAさん» わああとっても嬉しいです(；；) ドキドキしながら投稿したのでそんなこと言っていただけるなんて、、 わたしも頭の中で続編考えてしまいました笑 これからもよろしくお願いします！m(_ _)m (2020年4月14日 19時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年8月18日 5時
