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「好きになったから、Aのこと」
意味が分からない。
さっきまで、“誰、お前”とか言ってた人が、……好きとか。
あり得ない。
「ついさっき好きになった」
私の心の声が漏れてたのか、顔に書いてあったのかわからないけど
疑問の答えをさらっと言いのけた平野くんは、おかしいくらい涼しい顔をしている。
『ついさっきって。好きになられる要素ないと思うんだけど…。というか、この状況、どうにかならないかな…』
「好きになるのって理由あんの？俺、駆け引きとかできないし、好きって思ったら行動しちゃうタイプみたいだから、この状況はどうにもならないよ」
『じゃあもういいよ、平野くんが私を好きだとしてさ！…なんでそんな平気でいられるの？普通は…こう、なんていうか照れたり、とかさ！』
自分で言ってて恥ずかしくなる。
平野くんの顔を見れずに俯くと、途端に後頭部を思いっきり引き寄せられて、平野くんの硬めの胸板にゴツンとぶつかった。
『痛っ、なに……』
「これ、普通だと思う？」
近づいた平野くんの胸から聞こえたのは、ドキドキと早く波打つ鼓動の音だった。
びっくりして見上げると、平野くんはやっぱり涼しい顔をして私をじっと見ていた。
『顔と心が合致してない……』
「顔に出ないだけでしょ。あとは？なんか文句ある？」
平野くんの私への気持ちの疑問を、文句という彼の言葉のチョイスに少し腹が立つけど
今はそんなこと考えてられなくて。
がっちり掴まれた身体を捩って出ようと試みるけど、平野くんは離してくれない。
「ねぇ、とりあえずここから出し、」
その瞬間、ガラガラッと扉が開く音が聞こえて
平野くんがバサッと布団を私の頭まで覆った。
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hinata(プロフ) - ゆかさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！ずっと見てくださってるなんて…ほんと嬉しすぎます！(；；)そう言っていただけるならいくらでも書きますので！これからもぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年2月16日 23時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - 月さん» はじめまして！！読んでいただきありがとうございます(；；)リピ読み…！めちゃめちゃ嬉しいです！！！また気が向いたときにお読みいただければ幸いです…！コメントもありがとうございました！！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 更新嬉しいです！ずっとお気に入り作者登録しております。また新作書いてください！飛んできますので！笑 (2021年2月15日 0時) (レス) id: 3890b64e54 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - hinataさんはじめまして。完結おめでとうございます！保健室とベッド好きすぎてリピ読みさせてもらってます！ (2021年2月14日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - AAAさん» わああとっても嬉しいです(；；) ドキドキしながら投稿したのでそんなこと言っていただけるなんて、、 わたしも頭の中で続編考えてしまいました笑 これからもよろしくお願いします！m(_ _)m (2020年4月14日 19時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年8月18日 5時
