微熱〜玲於〜 ページ18
うぅぅぅう…
体、だるいよー…
だる〜〜〜い。
それでいて体フラフラ…
どうしちゃったんだろ…。
「おい、A何してんの」
「あー…玲於」
うあ〜…玲於の顔がぼやけてみえる…
もしや…これは…
「たぶんー…微熱…？」
「…なんで疑問形なんだよ」
「だって…わかんないんだもん。
病気とかしたことないから…。」
玲於はため息をついた。
そしてAの両肩に手を置き
自分の方に引き寄せ、自分の額をAの
額にくっつけた。
「……うわぁぁぁ//何するの玲於！！」
「うるせぇな。…確かに微熱だな。
つか、熱上がってんじゃねえか。
早く楽屋戻って薬飲んで寝とけ。」
「…玲於に薬飲めって言われる日がくるなんて…
Aちゃんちょっと複雑…」
「おい、調子に乗るなよ。」
Aは少し前を歩く玲於の背中をみながら
少し閃いたように玲於の腕にしがみついた。
「玲於、れーおっ！」
「なんだよ」
「私、頭クラクラで歩けない！！！」
「……だから？」
「おんぶして楽屋まで運んで？♡」
Aはこれでもかという笑顔で微笑んだ。
そんなAの顔に弱い玲於は、
目線を宙に逸らしながら舌打ちをした。
「彼女が、帰る途中で倒れてもいいの？
ほかの男の好きにされてもいいの？」
「あああ！うっせーな！
おぶってやるから叫ぶな！」
ふっ……扱いやすい玲於め(笑)
でも玲於におんぶされるのって
初めてな気がする…。
「ほら、乗るならさっさと乗れ」
「ていっ」
「………………………………。」
「…？玲於？」
「A……。」
「なに？」
玲於は額から汗を1滴垂らし
前を見ながら無表情で不満の声を漏らした。
「重いぞ、飯の量減らせ。」
「なっ…。レディーに重いとか言うな！！」
Aは玲於の頭をバコっと叩いた。
「叩くなっ！嘘に決まってんだろ。
俺がお前を運べないほどひ弱だと思ってんのか？」
「昨日強制的にベットに運ばれたから
それはないかなぁ…(笑)」
「分かってんだろ」
ははっ…情けない程納得しちゃったよ
…それにしても
「どうした、A？」
「玲於の背中すごく落ち着く。
あったかーい。」
「あっそ。」
「うん。ねえ、玲於？」
「今度は何」
Aは玲於の首に回す腕に力を込め
耳元で小さく囁いた。
「ずっと側にいてね？」
そう言って寝息を立てすやすやと眠り始めた。
「死んでも離すかよバカ」
悪戯紳士にご注意を〜涼太〜→←ハプニング中の出来事〜玲於〜��
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ミネラル(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます！更新遅いですがこれからもよろしくお願いします(｀・∀・´) (2017年4月12日 20時) (
レス) id: 077562f7ce (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - ゆうあさん» ありがとうございます！嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))更新頑張ります！ (2017年4月12日 20時) (レス) id: 077562f7ce (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - めちゃめちゃ面白かったです。きゆんきゆんしぱなっしです。続き読みたいです。 (2017年4月10日 11時) (レス) id: 65b93a23fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！すごくきゅんゅんしました！更新楽しみにしてます、頑張ってください！ (2017年4月6日 1時) (レス) id: fe548b678e (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - けしごむさん» ありがとうございます！嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))更新頑張ります！ (2017年4月4日 22時) (レス) id: 077562f7ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2017年3月24日 23時
