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「えっなんで困惑してるん」
「いや、だって好きって」
「？好きやから好きって言っただけやけど」
そうだけどそうじゃなくて！なんて
わけわからんことを叫んでは
目をキョロキョロ。
さっきの緩んだ頬とは違い、
驚いたような、そんな顔。
「廉ってそんなこと言う人だっけ」
「なに。好きなもんに好きって
言ったらあかんの？」
「っもー！」
髪から覗く耳はほんのり赤くて。
もしかして、いや。
もしかしなくても・・・
「照れてる？」
「っ、照れてない！」
必死で顔を隠してるけど、
耳の色でバレバレやで。
「ふふっ。かわい、」
ピクッと反応したかと思えば
そのまま耳をさらに赤く染めて行く。
なんかほんまに、かわいい。
普段はそんなにデレる方やないけど、
今はめっちゃかわいく思う。
ちょっと酔ってるんかな。
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作者名：うめもも | 作成日時：2021年9月13日 13時
