We are...４ (ページ18)

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▼（完）ページ18

紫耀にクスリを飲ませてもらい
海人の膝から起き上がる。

頭はまだボーッとするし、
くらくら、ガンガン、たくさんの音がする。

でも

「廉、大丈夫か？」

「廉。無理はすんなよ、マジで」

「廉、辛くなったら俺たちにも声かけて」

紫耀・岸さん・神
俺には心配してくれる仲間がいる。

そして・・・

「大丈夫。収録中はしっかり俺が支えるから。
収録後も、ずっとずっと側にいる。
だから安心して？」

大好きな恋人も。

「って言っても俺、
ツッコミ苦手なんだけどぉ。えへへ」

さっきまであんなにかっこよかったんに
急にへにょへにょ笑われても…

まあその笑顔があるから
俺も安心していられるんやけどな。

「ねえ、廉。廉の恋人は俺だから。
紫耀達に頼るのももちろんいいけど、
出来ることなら真っ先に俺に頼ってね」

ときどき見せる独占欲も
愛されてる証拠やな。

・・・なーんか、好きやなぁほんま。

風邪ひいて判断鈍ってるんかな。

今日はめっちゃ甘えたい気分。

真っ先に頼ってって言われたばっかりやし
独占欲強めな年下彼氏さんに

収録が始まるまで
たっくさん甘やかしてもらおうかな。

「ね、かいと。寒いからあっためて？」

(完)

風邪引き廉くん。
海人くんに甘える構図が難しかったです、
上手く表現できたでしょうか汗
リクエストありがとうございました。