お仕置き14 ページ14
その後、俺の準備に時間が掛かっちゃって…撮影開始が遅れたのは許してください。
SixTONES全員、ペア、ソロ、と3パターンでの撮影だったんだけどさ、俺の撮影の時にはみんなが、色々口出してきて…なんか俺の時だけ、凄く長引いた気がする。
ジェ「あー！北斗にその薄地の服は…ちょっと、似合わないかも？なんで、変更してください」
こーち「あの、北斗のポーズ…足は開くよりは閉じたほうが感じ良くないですか？」
たろ「えーと、今日の北斗のシャツは第一ボタンまで閉めたほうが、雰囲気いいよ！その方がセンスあるなって思うなー」
樹「…え？みんなで上半身脱いで撮る？！あー今日は体調悪いのがいるんですよねー。脱ぐのは何人かでダメですかね？あ、ちなみに北斗は蕁麻疹が出てるんで…無理ですね。ちなみに俺は脱げるんで！ほんとすみません！」
京本とはペア撮影で…
きょも「北斗…今日の撮影は俺がリードするから任せてくれる？いい？」
京本はそう言って、なんでか俺の耳の下から髪に手を入れてきたり、首絞めるみたいにバックハグしてみたり？
耳や首を隠してる？？
なんかいつになく、不思議なポーズばかりしていた気がする。
なんか今日は色々ありすぎて疲れちゃった…。
早く帰りたいなぁ…。
「ふぁーあ…」
樹「北斗、眠いの？控え室に帰ったら少し休むか？」
「うん…そーする」
俺はそのまま控え室に帰って、ソファーにダイブした。
「…ZZZ…zz…zz…」
ジェ「ほくちゃん…寝ちゃってる…」
こーち「疲労困憊か…」
樹「まあ、そーだよな」
たろ「…いつ見てもまつげ長っ…」
きょも「…やりすぎたかな…いびきもかいてるし…でも、」
５人「やっぱり、北斗、可愛い！」
寝てる俺の周りを囲んで、５人がずっと寝顔を見ていたなんて俺は知る由もしなかった。
で、帰宅してお風呂に入る時に鏡に写った自分の姿を見て、悲鳴を上げるほど驚いた話はまた別の話。
更に、今日撮影した写真が「北斗神回」って巷で話題になるのはもうちょっと先のこと。
今日の事で「お仕置き」はもう懲り懲りだって思った。
でもバカな俺はみんなの逆鱗に触れることをまたしちゃって…！泣
今日より濃厚な「お仕置き」されちゃったの。
でも今は夢の中にいる俺には、まさかそんな日がくるなんて…想像すらできなかった。
その話は…またいつか！
おしまい
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 16時
