おうちの顔(きょもほく) ページ8
あー!イライラする。
北斗のあのストーリーは反則だ。
プライベートをチラ見させてる北斗。
なんで、あんなスッピン見せるの?
まあ、口元隠していたけど。
だけど萌え袖で…それすら…可愛すぎて…イライラする。
「京本?何か、不機嫌…?」
北斗が首をコテンと横に傾げながら俺の隣に座った。
そう、いま北斗はウチに来てるの。
「北斗…あんなストーリーあげちゃダメでしょ?」
「え?ダメだった?」
「ダメだよ」
「そ、そう、かな?うーん?」
北斗の様子から、こりゃ北斗は何がダメか分かってないね。
「…あんな、可愛い顔見せちゃダメ!あれってプライベートっぽい顔じゃん」
「そ、そんなことないよ。ちゃんと仕事って意識して撮ったし。俺はさ、京本のストーリー真似した感じにしたんだよ?京本だってスッピンでメガネかけちゃって…まるっとプライベートって感じだったじゃん…!」
ん?北斗がちょっと拗ねてる感じ?
「…北斗、もしかして、なんとな〜くなんですが、やきもち焼いてる?」
北斗の顔がみるみる真っ赤になって。
顔を隠しちゃったよ。
「う、うるさい!見るな!」
そっか、やきもち焼いてるのかぁ…。
「京本のあんなプライベート姿は俺だって誰にも見せたくないもん」
隠した顔から目だけをチラッと出して上目遣いで睨んできてるよ。
いや、なんですか?これ。
可愛すぎるんですが。
「プライベートっぽいけど、俺だって仕事バージョンで撮ったよ。北斗と同じだよ。ごめんな、俺が先に嫉妬した」
「京本…」
「2人のときは『大我』だろ?」
「うん…大我、俺もごめん…」
バカな俺たちは2人して同じことを思って嫉妬してた。
「本当のプライベートの顔は北斗しか知ないよ」
「俺も同じ。大我にしか見せてないから」
思わず2人して笑ってしまった。
俺は北斗に囁いた。
「ねぇ、北斗。今から俺しか知らない顔…見せてくれない?俺も北斗に見せるから」
「え…?あっ…!」
北斗、瞬時に真っ赤。
「北斗、ベッドにいく?それともこのままソファー?」
「このまま…大我がすぐ欲しいから…ここでいい」
恥ずかしがりながら、ちゃんと俺を欲しがる北斗…たまらないわ。
俺はそんな可愛い北斗をソファー押し倒し…俺しか見られない北斗を堪能したのだった。
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(>人<;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(>人<;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか?もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます!(嬉泣)いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おゆまる | 作成日時:2020年5月4日 1時