今日失恋しました�ぁ覆犬紊蠅曚�） ページ29
「おい、北斗…一緒に帰るぞ」
突然、怒気を含んだ樹に声を掛けられた。
メンバーとの仕事が終わり、帰り支度をしてみんなバラバラに帰った。
俺は片付けに時間がかり最後に出たんだけど、スタジオの通用口で先に帰ったはずの樹に声を掛けられた。
え…樹？なんで？
たしか樹は先に帰ったはずなのに…？
「あ…えーと、今日はこれから用事が…」
樹と一緒に帰る…？ダメダメ！無理！
「北斗、用事なんてないだろ？こっちに来いよ」
なんか樹…怖い顔してる…。
声も怒ってる…？
俺は樹に右手を掴まれて樹の車に押し込まれた。
助手席…。
車の助手席は特別な人の為の席って聞いたことがある。
車の中で躊躇ってると樹は俺に被さるように俺のシートベルトを締めた。
「あ、あの…助手席はちょっと…」
「はぁ？俺の助手席に乗りたくない理由があるわけ？…北斗、俺、ちょっと怒ってるから。話はあとで」
樹はそう言って車を走らせた。
車の中は…怖いくらいの沈黙。
…なんか知らないけど、樹がめちゃくちゃ怒ってるのだけは分かる。
樹の顔なんて見れないし…緊張しながら、ふと窓の外を見ると…綺麗な夜景が広がっていた。
「あ…綺麗…」
思わず声に出てしまった。
すると樹の纏っていた空気が和らいだ。
「お前、相変わらず夜景好きだよな…」
でもそれは一瞬のことで、またお互い無言になった。
そして樹のマンションに着くや否や、樹には逃げられないようにしっかり腕を掴まれて部屋に連れて行かれた。
バン！！
部屋に入った瞬間、樹に壁に押さえ付けられ、逃げられないように腕で囲われた。
これって…あの、壁ドンってやつ？
世間の女子の皆様が憧れてるやつ？
いや…これ…ヤバイよ…？
威圧感半端ないよ…これの何がいいのか俺にはさっぱり分からない。
樹の威圧感…ヤバイ…樹の目が怖い。
「北斗…俺、なんかした？」
「え…？な、なに？」
「お前…この一ヶ月…俺を避けてるだろ？急になんなんだよ！理由教えてくれ…！」
「避けてなんかない…」
「ウソだな。避けてる。毎日していた電話やLINEもしない。控え室でも俺には近寄って来ないし…高地や慎太郎にベッタリくっ付きやがって！…しかもいつも俺から逃げる様に帰る。理由を言え！！」
「…理由なんてない…普通だよ…」
「はあ？何が普通なんだ！全然普通じゃねーだろ？！」
樹…めちゃ怒ってる。
理由、話さなくちゃダメかぁ…。
俺は胸がチクリと痛んだけどそれに蓋をして樹の目を見つめた。
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(＞人＜;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(＞人＜;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか？もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます！（嬉泣）いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 1時
