俺の眠り姫��（ゆごほく） ページ25
「もう一回？…キス？」
「うん…」
チュッ…
北斗の顔を両手でそっと包んで優しくキスをした。
「北斗…？起きてたの？」
「ううん…寝てた…でも、コーチが…ナデナデしてくれて…気持ちよくて。で、キスしたのは分かった…」
目がウルウルの寝起き北斗。
口調もなんとなく幼くなってる。
「疲れてるんだろ？もう少し寝る？」
「うん…寝る…こーち…抱っこ…」
「いいよ、おいで？」
手を広げたら、北斗が素直に腕の中に入ってきた。
北斗を抱きしめて、背中を撫でる。
俺の胸に顔をすりすりしながらまたゆっくり目を閉じていく。
「北斗…大丈夫？」
「うん…大丈夫だよ…」
何が『大丈夫』なのかは聞かない。
北斗も言わない。
それはお互い言わなくても分かってるから。
「大丈夫なら、いいよ」
「こーちぃ…ごめんね…」
北斗がギュと俺の背中に手を回してきた。
「俺のことはいいから、ほら、ゆっくり寝なさい」
「こーち…離れちゃヤダからね…このままね…」
「分かった分かった…ほら、もう目が開けてられないじゃん」
俺の胸の上に北斗を乗せる様にして、北斗が眠りやすい様に抱きしめ直した。
北斗はまたゆっくり目を閉じて行き、
「こーち…好き…」
って呟くと、スースーと寝息を立てて始めた。
「ばーか…俺の方がもっと好きだよ」
なんだよ寝落ちする前に…可愛いこと言ってさ。そんな安心しきった顔して寝てたら俺は獣になれないじゃん。
俺も男なんだよ？北斗、知ってる？
北斗に癒せる時間を俺は作ってあげられてるのかな。
いつも限界まで頑張る北斗を止めることはできない。
でもそんな北斗が最後には頼ることができて、安心して休める場所になりたいと思ってる。
俺のお姫様は穏やかな顔をして俺の胸で安心して眠っている。
なあ、北斗、目が覚めたら俺にも北斗を補給させてくれよな？
end♡
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リクエストの「こち×ほく」でした。
えちはお預け。笑
私の妄想では、こーちとほくちゃんは穏やかすぎてなかなか難しいところもありましたが書いていてとても幸せな気持ちになりました(*^^*)
期待に添えたか分かりませんが、少しでも楽しんでいただけたら幸いですm(_ _)m
今日失恋しました� 覆犬紊蠅曚�）→←俺の眠り姫�◆覆罎瓦曚�）
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(＞人＜;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(＞人＜;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか？もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます！（嬉泣）いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 1時
