２ 海中〜海上 北斗side ページ2
たろ「北斗、樹、はやくはやく！」
「はいはい、分かったから」
今日は末っ子の慎太郎の18歳の誕生日。
一応、俺たち「姫」だから誕生日を海のみんなに盛大に祝って貰って、これから慎太郎を海の上に連れて行くところ。
「海の上なんて、楽しいものないよ？」
たろ「北斗だけだよ、そんなこと言ってるの。高地や樹はたまに遊びに行ってるじゃん」
樹「まーな。でも油断は禁物だからな。人間に見つかるとヤバいから…。慎太郎、気を付けろよ？」
たろ「分かってるって」
慎太郎、大丈夫かな？
ウキウキ、ワクワクが音になって出てきそうだよ。
樹「北斗、慎太郎のこと、よく見ててな？」
「分かってる、アイツ…はしゃぎすぎ」
俺と樹は慎太郎を連れて海の上までゆっくり泳いで行った。
たろ「へー！これが海上かぁ…！！あっち、沢山キラキラしてる！」
俺たちは真っ暗な夜の海上に着いた。
昼間は人間が沢山いるから、俺たち人魚は目立ちすぎるので、昼間に海上には行くことはない。
樹「あっちは陸の上。人間が住んでるの。夜は暗いから光が必要だろ？だから輝いて見えるのさ」
たろ「へー…。ねーねー！あれ！海の上にも何かキラキラして、音楽が聞こえてくる！」
樹「あれは船。人間は俺たちみたいに泳げないし海中では息ができないから船に乗って海を渡るんだ。でもあの船は何かパーティーしてるみたいだな？」
樹が慎太郎の疑問に丁寧な答えてあげてる。
慎太郎も好奇心いっぱいで俺たちに質問責め。笑
でも初めての海上に緊張もあるのか俺たちにピッタリくっついてる。
たろ「なんか、すごいねー。海の中とはまた違う世界があるんだね…！」
慎太郎は目をキラキラと輝かしている。
たろ「ねーねー、あの船の近くに行きたいなぁ。ダメ？」
慎太郎が可愛く俺たちにお願いしてきた。
末っ子に甘い俺たち…。
樹「…少しだけな？」
「人間に見つからないように。はしゃいじゃダメだぞ？」
俺たち３人はパーティーをしている船の近くまで行く事にした。
ところ変わって、船の上では…
大我王子の花嫁選びパーティーをしていた。
きょも「花嫁選びって何？！ありえないっしょ、退屈すぎる…」
大我王子は船上で大あくびをしていた。
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おゆまる(プロフ) - 名もないさん» 早速なおしました！教えて頂きありがとうございました！ (2021年9月18日 18時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
名もない - 36お城の「練習しようよ」が「練習ようよ」になってます！ (2021年9月18日 17時) (レス) id: 41a47282a9 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - リおさん» コメントありがとうございます！めっちゃ面白いって言っていただけて嬉しいです(o^^o)他のお話も読んでいただいてるんですね、嬉しいです！更新は不定期になりますが頑張ります！ (2020年6月8日 9時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
リお(プロフ) - めっっっちゃおもしろいです（ ; ; ）更新頑張ってください…！おゆまるさんの作品全部大好きです…！！ (2020年6月3日 21時) (レス) id: 1a67c38f2a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - 腐女子ちゃんさん» いつもコメントありがとうございます！ほくちゃん…初恋に戸惑ってます。すれ違いってツラいですが、ほくちゃんには最後は幸せになってもらう予定です！ 更新頑張ります(o^^o) (2020年5月31日 16時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年4月5日 23時
