黄の国バージョン�髻膳觝Ъ亜� ページ17
北斗姫は真っ白な美しいウエディングドレスを身に纏い、優吾王子と祭壇の前に並んだ。
優吾王子は真っ白い煌びやかな婚礼衣装を身につけ、優しい笑顔で北斗姫の手を取った。
「北斗…今まで色々大変だったよね。これからは俺がいるから、大事にするからね」
「優吾、王子…」
優吾王子は北斗姫の頬にそっと誓いのキスをした。
小さい時と変わらない優しい優吾王子。
いや、大人になってもっと優しくてカッコよくなった優吾王子。
不美人で、今更この歳で嫁ぐ私。
優吾王子が旦那様になるなんて…北斗姫はなんだかまだ信じられなかった。
無事に結婚式が終わり、北斗姫は侍女に連れて行かれ初夜の準備をすることになった。
お風呂で体をピカピカに磨かれ、香油でマッサージ。
侍女1「姫さま…真珠色の綺麗なお肌ですね。何もしなくてもいいくらい！」
侍女2「姫さまのお肌はスベスベで脱毛も必要ないですね！お美しい！」
侍女たちが口々に褒めてくれるが、北斗姫は自信がなかった。
北斗姫は薄絹の夜着を身につけさせられた。
肌が透けて見える夜着に北斗姫は恥ずかしくなりガウンを羽織ってしまった。
侍女に連れて行かれた部屋には、大きな寝台があり、ここで優吾王子を待つように言われた。
「北斗、入るね？待った？」
「優吾王子…」
優吾王子は北斗姫の隣に来てそっと手を握った。
「もしかして緊張してる？」
「はい…」
すると、優吾王子は緊張で硬くなっている北斗姫の両方のほっぺたを指で摘んで引っ張った。
ムニッ。
「…！！はにふるんへすか？！」
ほっぺたを引っ張られてるから上手く喋れない。
「あはは…ごめんごめん！」
優吾王子は笑いながら引っ張っていた北斗姫のほっぺたを離した。
「もう！なにするのよ！優吾！」
「そうそう！それがいいよ、北斗！俺に気を使わないで？2人だけの時は堅苦しいのは止めよう」
優吾王子は緊張している北斗姫をわざとからかい、緊張をほぐしてくれたのだった。
「あ…！優吾、王子…」
「ほら、「王子」は付けない。昔みたいに「優吾」でいいよ」
優吾王子は北斗姫に微笑むと、優しく頭をポンポンと撫でた。
「優吾…一つ聞いてもいいですか？」
「いいよ、なんでも聞いて？」
優吾王子は優しく促してくれた。
北斗姫は今日までずっと不思議でならなかった事を思い切って、聞いてみることにした。
「優吾はなんで…黒の国に、私に求婚してくれたの？…黄の国にも、優吾にもメリットは一つもないよ…？」
黄の国バージョン�鵝�2人の想い〜→←黄の国バージョン�顱塑堂顱�
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おゆまる(プロフ) - 950618さん» コメントありがとうございます(^-^)私も「桃の国」バージョンを早く書きたいなと思いながら最後にとっておきました(o^^o)大我王子の後宮に入る北斗姫をお楽しみにしていてくださいね！ (2020年8月11日 22時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
950618(プロフ) - 桃の国バージョン待ってました！北斗姫どうなるのか楽しみです！ (2020年8月11日 12時) (レス) id: deccfec011 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - やんちゃるもんちゃさん» コメントありがとうございます。虜になったなんて言って頂いて…！ありがとうございます！これからもお付き合いいただければ嬉しいです(o^^o) (2020年7月5日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
やんちゃるもんちゃ(プロフ) - BLに興味のなかった私が一夜にして虜に…おゆまるさん恐るべし (2020年7月5日 13時) (レス) id: 3f51932bf1 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます！私の書くきょもほくを好きになっていただき嬉しいです(o^^o)更新、不定期になりますが頑張ります！ (2020年5月22日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月19日 17時
