今から一山越えませんか？ ページ15
「北斗…急かすつもりはないけど、今こうやって気持ちも通じ合った。だから、思い立ったが吉日、今から一つだけでも課題をクリアさせない？」
「えっ…？どう言うこと…？」
「今から、事務所に話をしに行きたいなって」
「事務所に？」
「うん、事務所は北斗がΩって知ってるでしょ？北斗の事情も一番分かってる。もちろん俺がαダブルだってことも知ってる。だから、話が早い。それに…これから俺たちが芸能活動していく上で事務所の理解は必要だから…」
京本が俺の手を包み真剣に俺を見つめてきた。
「…そうだね…確かに京本の言う通りだよね…事務所との話は避けて通れないよね…」
「だからさ、北斗、一緒に事務所に話をしに行きたいと思うんだ…ダメかな？」
「…うん…分かったよ」
京本は俺に「待ってて」と言って俺から少し離れてどこかに電話しはじめた。
そしてしばらくして電話を切り、俺の側に戻ってきた。
「北斗…今から事務所に行くよ」
「え？今から？本当に？」
「本当に、本当。ほら、行くよ？」
京本は俺に上着を羽織らせると、まだ戸惑ってる俺の手を引いて事務所へと向かったのだった。
ーーーコンコンコン
「失礼します」
「入って！待ってたよ、大我、北斗」
「た、滝沢…副社長…！」
通された部屋には事務所の副社長になった滝沢くん1人がにっこり微笑みながらデスクに座っていた。
俺と京本は滝沢くんに促されるままに座り、滝沢くんを目の前に俺はものすごく緊張していた。
今更ながら、こんな急展開。
まだ心の準備が整わないよ…。
それに京本とのこと…普通に考えたらやっぱり賛成はして貰えないよね。
でも、でも、隠していたくはない！
認めてもらいたい！
言葉を尽くしても、
もし、どうしても理解して貰えなかったら…その時は…
滝沢「北斗？顔が強張ってるぞ？」
北斗「あ、は、はい…だ、大丈夫です！」
頭の中で悪いことばかり浮かんでは消えて…
ここまで来てるのに不安でいっぱいになる。
滝沢「で、2人のことで大事な話をしたいって大我がさっき電話してきたけど…？話を聞こうか」
京本「はい、俺が話します」
滝沢くんの問い掛けに京本がすぐに返事をして、改めて姿勢を正して滝沢くんに向き合った。
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おゆまる(プロフ) - maru05032さん» 早々に読んでいただき、またコメントもありがとうございます、嬉しいです😊5ではいよいよ2人が本当の意味で結ばれる予定です💕また5でもよろしくお願いします🙇♀️ (2021年12月30日 21時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
maru05032(プロフ) - 更新待ってましたー！！！次の5で終わっちゃう予定なんですね、、本当に好きなお話なので寂しいですが、5も楽しみにしています(^ ^) (2021年12月30日 13時) (レス) @page50 id: 5ecd009b2a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - まりもさん» いつもコメントありがとうございます😊嬉しいです！更新お待たせしちゃいました💦 (2021年12月12日 8時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - おゆまるさん 更新ありがとうございます😭 (2021年12月11日 23時) (レス) id: 658fdbcf2b (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - まりもさん» またまた更新して直ぐにコメントありがとうございます😊 沢山泣いたhkちゃんですが、きっともっと幸せになるのでまだあと少しお付き合いくださいませ🙇♀️ (2021年10月27日 6時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年11月24日 21時
