ショートショートほくと

どっちの…？※（オメガバ） ページ5

【きょも＋じゅり×ほく】


突然、背後から目隠しされた。

だ、誰…？

そのままドンと突き飛ばされ俺は何か柔らかい場所に転がる様に倒された。

ピリッ！

「やっ…な、なに…⁈」

強い力で押さえつけられ、服を破かれ、脱がされた。

「なぁ、北斗って妊娠できるってホント？」

「えっ…な、んで…？ち、ちがう…！妊娠なんてできない！できるわけないじゃん！」

「ふーん…じゃあさ、試してもいいよね？」

2人の男の声。

どこかで聞いたことがあるのに…思い出せない…。
2人の男の荒い息づかい…。
俺の後蕾に何か熱い塊が押し付けられた。

「やだ、やめて…！やめて…！入れないで…！」

「妊娠しないなら、別にいいだろ？」

グッと俺の中に熱い塊が入ってきた。

「いた、痛い…！いや、やだ、やだ…！」

「ヤダって言いながらも…北斗…感じてるんじゃない？」

2人の男は執拗だった。

「北斗、出すよ…」

「えっ…！あ、やだ！やめて、やめて…！赤ちゃん、できちゃう…！」

「ふーん、やっぱりそうなんだね。俺たちとしては願ったり叶ったりだね。じゃあさ、しっかり孕んでもらおうか」

男の動きが早くなる。

「や、やだやだ…お願い、やめて！」

「もう無理。ちゃんと孕めよ。孕むまで終わらないからな」

そう言って男たちは繰り返し俺の中に……。
俺はそれを受け止めるしかできなかった。

やっと目隠しを取られ泣き濡れた俺の目の前にいたのは、まさかの…京本と樹だった。

2人は満足そうに俺を抱きしめながら囁いた。

「どっちの子かね？楽しみだね」

天使と悪魔→←指輪は誰のもの？

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