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不仲な2人のホントの姿 ページ18

【京本×北斗】


『きょもほくは不仲』

本当に二人は目を合わさない。
二人は喋らない。

そんな二人だけど、実は二人きりになると違うんですよ。

えっ?何がって…?
これですよ、これ…!



「北斗…こっちきて…」

「うん…」

控え室に入り、京本に呼ばれた。

今部屋には…二人しかいない。


ギュッ!


座ってる京本の側に行ったら、手を伸ばしてきた京本に直ぐに抱きしめられた。

立ってる俺のお腹当たりに京本が顔を埋めてくる。

「はー…北斗補給しないと!やってられない!」

「京本…」

俺はそんな京本の頭をそっと撫でる。
サラサラの金髪がこんなに似合う日本人っているのかな?

「北斗…余裕そうだね。北斗は俺、足りなくないの?」

「そ、そんなこと…ないよ…俺だって、京本が、足りないよ…」

恥ずかしかったけど俺がそう言ったら、京本はニヤリと笑って俺の後頭部を抱えるように下から噛み付くようなキスをしてきた。

「ん…んぁっ…」

ピチャリという水音と激しく口中を弄る京本の舌に、もう俺は膝がガクガクして立っていられなくなった。


ガクッ…!


本当に立ていられなくなって膝が…!
京本にしがみ付くように縋り付き、抱きしめたれた。

「もう…北斗、キスだけなのに、感じやすいんだから…」

「きょ、もとが…上手いから…」

俺たちはそう言いながらお互いを見つめ合いながら、また唇を重ねた。

はぁ…もう間も無く二人きりの時間も終わる。

俺たちは名残惜しく思いながらも、部屋の角と角に席を移動させた。




そして今まで熱いキスをしていたなんて微塵も感じさせないような不仲な空気感を作る。

すぐに部屋にはスタッフさんやメンバーが次々と入り始め、もう二人だけの空間ではなくなった。

だけど…俺の手元のスマホでは…


「もう!さっきの北斗、可愛過ぎた。今夜は寝かせないから覚悟して!」


とLINEが入ってきた。

俺はそれを見て、唇の端だけで笑う。

そして…俺は…


「覚悟してる」


それだけLINEで打ち返して、そっと京本を見ると京本もスマホを見ながら目だけで笑っていた。



end♡

秘密は許さないよ→←真夜中の本音 北斗side



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FUKI(プロフ) - はじめまして(^^)いつもいいお話をありがとうございますm(_ _)m私もきょもほくが好きですがじゅりほくも好きなので、こういう短編集で見ることができてとても嬉しいです!これからも楽しみにしています!! (4月10日 16時) (レス) @page5 id: e80d2cc236 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 短編じゅりほくも楽しみにしてます!のんびり待ちますので、ご無理はなさらないで下さいね! (2020年9月26日 1時) (レス) id: 88fa24df75 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» ありがとうございます(o^^o)こちらのお話はとっても短いので…コメントまで頂くのが申し訳ないくらいです(>人<;)近いうちに短編でじゅりほくを更新したいと思ってます。 (2020年9月25日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - こんばんは!じゅりほくありがとうございます!2人のやりとりにキュンとしました。 (2020年9月24日 0時) (レス) id: 23e27c4448 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそですm(_ _)m全部読んでいただいてるなんて…メチャ嬉しいです(o^^o)更新がんばりますね! (2020年9月23日 23時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おゆまる | 作成日時:2020年9月20日 1時

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