ショートショートほくと

彼とは釣り合わない俺 ページ11

【きょも×ほく】


北斗溺愛なモテ男の京本と自分では釣り合わないと身を引こうとする北斗の話。


北斗side

今日も京本の周りは魅力的な人で溢れかえっていた。
それはいつもの光景で自然な日常。
地味で冴えない俺といる京本の方が不自然で…。

カッコよくて優しい京本。

ほら、今も京本の腕に絡みついてきた人を無下にできず、困った顔をしてるけど抱きつかせたままだ。

…皆の人気者の京本と俺はやっぱり釣り合わない…。

俺は今まで何度も思っては言い出せなかった
「別れよう」
と言う言葉を今日こそ言おうと決意した。



大我side

早く北斗と2人きりになりたいのに…！邪魔な人間が寄ってくる。でもそいつらを無下に扱うと…攻撃の矛先が北斗に行ってしまう。

…あ…北斗が寂しそうな顔をしながら俺を見てる。

“もう！俺に構うな！みんなどけ！”

そう言ってこのウザい人間たちを蹴散らしたい。
俺がそばに置いときたいのは北斗だけ。

北斗は俺の近くに来ることを諦め、踵を返し、どこかに行ってしまった。

北斗…ごめん。

後でイヤというほど甘やかして愛してあげるから。
俺が好きなのはお前だけだから…。


↑という思いがすれ違ってる2人。
この後、北斗は別れを切り出し京本に愛ある激しいお仕置きエチをされます(*^^*)

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