これからの2人�� ページ21
「北斗…俺らのメンバーならΩって話しても大丈夫だと思うけど？」
北斗の秘密を知っても、みんなはきっと支えてくれると思うよ？
「うん…俺も信頼してないわけじゃないんだけど、事務所との約束もあるし、みんなに話して余計な負担かけたくないんだよ。京本にはバレちゃったけど…やっぱり内緒にしたい…だから京本、みんなには内緒にして」
北斗の目が真剣で、本当に知られたくないんだなって伝わってきた。
「分かった…内緒にする。でもさ、俺には何か困ったり悩んだら相談してよ？もう俺にはバレてるんだから大丈夫だろ？頼れよ！」
「うん…ありがとう。でも…距離感は今まで通りでいい？今までと変わらずお願いします」
え？！なんで！？俺のことやっぱり嫌いなの？
こんな重大な秘密も共有したのにさ…！
「あ、いや、京本が嫌いとかじゃなくて…京本、αダブルじゃん。あんまり近くいるとヤバくないかなーって」
「そーいうことか。でもお互い抑制剤飲んでるし…『運命の番』でもない限りは大丈夫だと思う。それに北斗、発情期ないんだろ？」
「それはそうだけど…大丈夫かなぁ…」
北斗はなぜか微妙な顔をしている。
でも、俺は北斗との距離を縮めるせっかくのチャンスを棒に振りたくなかった。
「俺はさ、北斗と昔みたいに仲良くしたい。北斗の秘密も共有したことだし、助けたいし力になりたいよ。だからさ「ビジネス不仲」をちょっとずつ解消しない？」
俺は北斗の目をじっと見ながら伝えた。
俺は本気だよ、ビジネス不仲…やめたいんだ。
北斗は、「フー」って大きく一つ深呼吸して、
「そうね…分かった。京本、これからもよろしくお願いします」
そう言ってくれた。
そして、俺たちは、さっきみたいにならないようにと念のため抑制剤を飲み直して、また一緒にごはんを食べた。
北斗がまだ照れがあるみたいだけど、俺の目をチラチラって見てくれたり、北斗自身の話もしてくれてさ…なんか北斗可愛いくて。
俺は顔がにニヤけて仕方なかった。
店から帰る時も自然と北斗が横に並んでさ…なんか、もう、ただただ嬉しくて。
北斗からは甘くていい匂いがずっとしたけど、それがΩフェロモンだって分かったし、抑制剤を飲み直したおかげで普通に接することもできた。
俺、やっぱり北斗と仲良くしたかったんだってしみじみ思った。
でも、北斗と駅で別れて一人になってから改めて、北斗のΩフェロモンは本当に凄かったから気を付けないとって思い返していた。
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おゆまる(プロフ) - 玲奈さん» 玲奈様:コメントありがとうございます！私も玲奈さんの作品を毎回楽しく読ませて頂いてます！可愛いほくちゃんが早くきょもに食べてもらえるように頑張って更新していきたいです(o^^o) (2020年4月17日 23時) (
レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！きょもほくがこれからどうなっていくのか楽しみです♪無理せずおゆまるさんのペースで頑張ってください(o^∀^o) (2020年4月17日 12時) (レス) id: b5e060017f (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - こさん» こ様:コメントありがとうございます！大好きって言っていただきとても嬉しいです！私も早くほくちゃんを食べて欲しいので頑張って書いていきたいです！ (2020年4月16日 17時) (レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
こ(プロフ) - 初めてコメントします！大好きです！！きゅんきゅんしすぎて早く食べちゃえ！と心でkymくんを応援しています！ (2020年4月16日 15時) (レス) id: 966cf8dc67 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - まなみ様:コメントありがとうございます！お返事遅くなりスミマセンm(_ _)m拙い文章で書きたい衝動だけて書いてしまった感がありますが…細々と書いていきたいと思います。 (2020年3月24日 22時) (レス) id: e289572b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年3月21日 15時
