個室で�� ページ12
「好きなの頼みなよ。今日は俺のおごり」
「うん、ありがとう。えーっと、唐揚げとサラダも食べたい…うーん、京本はトマト？トマトサラダにする？」
店に着いていつもの個室に通された。
2人だと広く感じる。
部屋の優しい照明が北斗の雰囲気とマッチしてる。
なんか甘いの飲みたい気分。
「俺、サングリア。北斗は？」
「俺も…サングリアにする」
タッチパネルで注文終了。
飲み物か運ばれて来るまで2人とも無言。
目の前に来たサングリアのグラス綺麗なパープルが揺らめいている。
「…乾杯する？…お疲れ様」
北斗がおずおずとグラスを俺のほうに掲げてきた。
「…乾杯、お疲れ」
「…き、京本？今日はごはん誘ってくれてありがとね。お腹すいてたから」
北斗が辿々しく話しかけてくれる。
たぶん気を使ってるんだよな。
俺たち2人で食事するなんてないし、会話も仕事絡みだけだし…急に2人きりで何話したらいいのか不安なんだろ？
北斗の目が揺れてる。
「北斗、最近の仕事どう？ドラマは？」
不安そうな北斗が急に可哀想で北斗に助け船を出す。
そんなに俺と2人は緊張するの？
俺は北斗と2人の時間がやっと作れて、ぎこちなさは拭えないけど嬉しいよ。
身振り手ぶりで一生懸命仕事の話をする北斗。
俺はずっと見つめてる。
って言うか、目が離せない。
あ…北斗と目が合う。
フイッ。
…！？あからさまに目を逸らした！
「京本…見過ぎ…！な、なに？俺の話聞いてた？」
「聞いてたよ」
うそ、聞いてない。
「そ、そう？…なんか、なんかさ、京本…今日の京本、怖い感じ…する…」
「怖い？どこが？」
「…なんだろ…視線が。目力が強すぎ！今日の撮影も…なんか…変な感じになっちゃったし」
北斗がなんか可愛くなってる。
今日まさか俺…αダブルの力が勝手に出たのか？
いつもちゃんとコントロールしてるし暴走する事なんてあり得ない。
今日は俺よりも北斗だろ？あれは…。
「…ってか、北斗の方がヤバイだろ？」
「なにが？」
「最近、色気だだ漏れだし。今日も俺ってよりは、お前の方がヤバかっただろ？」
「そんなことないし！普通だし」
「なぁ、聞いていい？…北斗、なんで16くらいからさ、俺の事避け始めたの？俺、何かしたかな…」
「……！！」
「あとさ、お前のバースって…」
「な、なに…？！」
「もしかして、俺と同じでαダブル？」
俺は北斗に直球で質問した。
今日は2人しかいない。
北斗、今日はちゃんと聞かせて貰うからな。
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おゆまる(プロフ) - 玲奈さん» 玲奈様:コメントありがとうございます！私も玲奈さんの作品を毎回楽しく読ませて頂いてます！可愛いほくちゃんが早くきょもに食べてもらえるように頑張って更新していきたいです(o^^o) (2020年4月17日 23時) (
レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！きょもほくがこれからどうなっていくのか楽しみです♪無理せずおゆまるさんのペースで頑張ってください(o^∀^o) (2020年4月17日 12時) (レス) id: b5e060017f (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - こさん» こ様:コメントありがとうございます！大好きって言っていただきとても嬉しいです！私も早くほくちゃんを食べて欲しいので頑張って書いていきたいです！ (2020年4月16日 17時) (レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
こ(プロフ) - 初めてコメントします！大好きです！！きゅんきゅんしすぎて早く食べちゃえ！と心でkymくんを応援しています！ (2020年4月16日 15時) (レス) id: 966cf8dc67 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - まなみ様:コメントありがとうございます！お返事遅くなりスミマセンm(_ _)m拙い文章で書きたい衝動だけて書いてしまった感がありますが…細々と書いていきたいと思います。 (2020年3月24日 22時) (レス) id: e289572b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年3月21日 15時
