青い彼岸花？んなもん食った（（

シリアス注意警報！　今回シリアスだよッ！ ページ30

『黒死牟さーん！』

黒「…何だA…ッ！？」


あ、とっても驚いてる！


『気づきました？髪を二つじゃなくて一つにしてみたんです。これ実は黒死牟さんとお揃いｄ
「…縁壱の真似か」
え？』


縁壱さん？何で縁壱さんが出てきて・・・








あ








私の髪、赤色だった。









一つ結びって、黒死牟さんだけじゃなく縁壱さんも同じだったね。








あー・・・








終わったなぁ・・・





『あ、あの、これは別に縁壱さんの真似じゃなくて・・・』

黒「…噓を…つくな…その赤髪で…その髪型…縁壱の真似をしたようにしか…見えぬ…」

『違うんです！たまたまなんです！髪色は前からこうです！』

黒「縁壱に会って…何を話した？…出来損ないであり…鬼に堕ちた兄の話か？…それとも日の呼吸でも…教えてもらったか？…その髪色、前から日の呼吸の才能が…あるのではないかと思っていたぞ…何百年もかけて日の呼吸が出来ない私を…笑いに来たか？」

『・・・なんで』





なんで、そんなことを言うの？





怒られる覚悟はあった。


でも、どうしてそんなに自分を下卑するの？


話すら聞いてくれないの？



黒死牟さんは、出来損ないじゃないのに。


絶対貴方を裏切ることなんて、私はしないのに。








仲直りしたかっただけなのに。








どうして信じてくれないの？


どうしてそんな目で私を見るの？




怒りと悲しみを孕んだ見つめてくる沢山の目に、泣きそうになる。







止めて、止めて。やめてやめて。そんな目で私を見ないでーーー






『ーーー黒死牟さんの、黒死牟さんの・・・馬鹿！』







溢れ出した涙もぬぐわず、黒死牟さんの声も無視して、走った。




何処までも続く無限城の階段と襖を、延々と殴りながら、蹴とばしながら、駆けた。









ーーーあぁ、









どうして、こうなったんだろう。

本編じゃないです、すみません・・・→←※死人組は勿論、縁壱を知りません。悪意は本当にない。

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